似合わせカットとはいったい何?

似合わせカットとはいったい何?
似合わせカットとよく聞くけど、いったい何が似合わせカットなのか?
また、似合わせカットが得意な美容師に切ってもらったけどなんか違う感じがするのはなぜ?について書いていこうと思う。
そもそも似合うってなんのことだろうか。
「小顔に見えること?」「この人みたいな(好きな人)髪型になること?」「他人からみて似合ってると思われること?」「あくまで、自己満足で似合ってると思うこと?」「前髪のこと?」
様々答えはあると思うし、皆さんが思ったことが本来正解なんだと思う。
しかし、美容師が考える似合わせには、皆さんが思っているそれとは大きくズレているかもしれない。
そこで「一般的な似合わせ」と「僕が思っている似合わせ」をお伝えしていこう。
多くの美容師が捉えている似合わせ
結論から伝えると「顔型の似合わせ」がそれに当たる。
つまり、「何に似合わせているか」がカギになってくるのだが、一般的に美容師は「顔型」に対して似合わせを行っているということ。
ここからわかるように、まず「何が似合わせなの?」の答えは→「顔型からの似合わせ」って事がわかったはずだ。
さて、そうなると、皆さんが先ほど想像していた「似合わせ」とギャップが生じそうではないか?
なぜなら、「顔型のみ」から似合わせているので、その他の「想像した答え」とは無縁な可能性が出てくる。
ちなみに、顔型からの似合わせの最大の特徴は→「小顔効果」である。
言い方を変えれば「小顔に見えれば皆さんの好きな感じは関係ない」と言っているようなもの。
たまたま、その方法でやったら好きな感じになったのであれば問題ないが、、「自分の好きなイメージじゃないもので小顔に見えても満足いかない」ってことが起こるのだ。
これが似合わせカットしてもらったのに「なんか微妙」と思う理由だ。
小顔に見える事はとても魅力的だが、自分が好きなイメージでなれなければ意味がない。
例えば、、「ネット上でとても評価がいい香りのモノを買ってみたが、自分は好きな香りじゃなかった」みたいな心境に近い。
では、多く場合、何を求めているのかについて考えてみると意外と言語化するのは難しい。
そんな中、僕の中で一つの答えに辿り着いた。
オサキが思う似合わせとは?
【「嫌い」を除外し、「好き」と「似合う」をマッチングさせ作ること】が似合わせではないかと思っている。
つまり、その人の「好き・嫌い」「似合う」を把握する事が最も大事なことという考え方。
それを僕はこう呼んでいる。
- 普遍的要素(似合う)
- 変動的要素(好き・嫌い)
①普遍的要素とは、その人が生まれながらに持っている変わらない要素(イメージ、女性像)のこと。
②変動的要素とは、「好き・嫌い」「メイク・ファッション」など、時代、気分で変化する要素のこと。
簡単にまとめると、「変わらない似合うイメージの把握」と「変化するが今の好き・嫌いの把握」ということになる。
つまり、僕が大事にしているのは「イメージ(女性像)」ってことになる。
実はこのイメージ(女性像)というのは9つに分ける事ができる。
その9つの女性像に当てはめることで→①「元々持っている似合う女性像は何か」②「今の好き・嫌いはどこの女性像なのか」をキッチリ把握することができる。
その診断をするのにいくつかの方法を使っている。
こうする事で、「美容師」と「お客様」の間で大きなズレを防いでいる。
あとは、「好き」と「似合う」とのマッチングだ。
もし、「好きと似合う」が一致していればそれで似合わせていくし、一致していない場合は、もっと細かく「好き」を追求していく。
例えば、「これのどこが好きって感じたのか」「なぜ好きと思ったのか」を一緒に把握していく。
そして、全貌がわかれば、って事は「これも好きなんじゃない」と本人も気づいていない好きを発見することもできる。
初めは、時間がかかってしまうが、とても大事なことなので初めてのカウンセリングでは、たっぷり時間を取らせてもらっている。
これらをまとめると→【「嫌い」を除外し、「好き」と「似合う」をマッチングさせる】ことが、オサキの似合わせってことになる。
まとめ
一般的な似合わせカット(顔型)は、小顔にさせるため「好きなイメージ(女性像)と異なっても関係ないよ!」って特徴がある。
しかし、皆さんが求めているのは「自分が似合うモノ」「自分が好きなモノ」をマッチングして欲しいと思っているはず。
そこで重要になってくるのが①「好き・嫌い」の把握。②「似合う女性像」の把握だ。
この3つをちゃんと把握しマッチングさせることが出来れば、大きく外すことはない。
もちろん、細かいこだわりがある人にはこれだけでは不十分かもしれないが、そこは「対ヒト」なので一度では難しいかもしれない。
しかし、しっかりコミュニケーションをとる事でその問題も解決されるはずだ。
その時でも次回でも「ここはもっとこんな感じの方が好きかも」とか「写真を持ってきてこんな感じ」と伝えるのもいいだろう。
一つ言っておくと僕はポンコツだ。
ポンコツだからこそ努力してきたし、皆さんに誠実に向き合うことしか出来ない。
そして、気づけないことも沢山あるのは自分でも承知している。
だからこそ、一緒に作り上げていく「コミュニケーション」を大事にしている。
「要望」や「お悩み」を言われて嫌だななんて微塵も思わないし、むしろ、嬉しく思う。
だって担当しているお客様は僕にとって大事な人だから。。
本気で皆様と一生のお付き合いをしていきたいと思っている。
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