「強いくせ毛」「乾燥毛」で広がりやすい髪質をショートボブで扱いやすくしてみた

髪の毛広がる

「強いくせ毛」「乾燥毛」で広がりやすい髪質をショートボブで扱いやすくしてみた

「くせが強い」「パサついて見える乾燥毛」だから縮毛矯正しか方法がないと思ってる人は多いと思う。

今回紹介している髪質は、まさにそんな髪質だろう。

だが、このように「扱いやすく活かす」ことが出来ている。

もちろん、縮毛矯正も素晴らしい選択肢の1つだ。

しかし、僕はくせ毛さんの選択肢が1つしかないのが気に入らなかった。

そこで、数年前から「くせ毛を活かす方法」を追求し続けた。

当時は、「くせを活かす」なんて一般的ではなく、それ自体を勧めている美容師はほとんどいなかった。

しかし、最近になり少しずつ「くせ毛を活かす」が認知し始めてきた。

ようやく、世間にくせ毛の選択肢が増えたことを意味する。

よく考えれば「当たり前のこと」といえば当たり前である。

「ありのままの」という、時代背景がそうさせた要因だから、ごく自然な流れだ。

一般的には「弱いくせ毛」は髪型として活かされてきたが、「強めのくせ毛」や「髪全体が馴染みにくい乾燥毛」はどうだろう?

UIHにいらっしゃるお客様の中にも「弱いくせ」から「強いくせ」まで様々なお客様がいる。

今までも「強いくせ毛」の記事をたくさん書いてきているのだが、改めて「強いくせ毛」の記事をご紹介していこう。

髪全体が「馴染みにくいくせ毛」のお客様の一例である。

髪質の紹介と注意事項

すみません、、またBeforeの写真を撮り忘れていたので文字だけで紹介していきます。

  1. 比較的しっかりしたくせ毛で特にどこが強いというより全体的に強いくせ毛
  2. 髪のほどんどが馴染みが悪い髪質
  3. そのままだとパサついてみえる
  4. そのままだと、ものすごく広がる
  5. 前髪もしっかりくせ毛
  6. 多毛
  7. 濡れると落ち着き、乾くと暴れる

こんなところだろうか。。

本人もここに来るまでは、縮毛矯正をやめれるとは思ってなかった。

むしろ、ご来店直後もそうで、仕上がるまで不安だったと思う。

そんな髪質であったが、問題はなかった。

1つだけ不安要素があるとしたら、本人が「くせ毛自体が許せるのか」ということだ。

どれだけ「デザイン」や「まとまり」がよくなっても、本人が「くせ毛自体が許せない」のであれば満足してもらえない。

ここは、口を酸っぱくして言っているのだが、くせを活かす選択を取ろうとしたら「くせとの共存」になるので「くせ自体許せないのであれば、やめて縮毛矯正をした方がいい

意外にも本人はくせ自体「全然問題ない」と言っていた。

大体皆少しの「迷い」や「不安」が現れるのだが、、全くその様子はなく、、ここだけは、僕自身が拍子抜けした記憶があるw

ということは、問題なくくせを活かすことができる訳だ。

一応、おさらいしておこう。

  1. くせ毛自体許せるか
  2. 全てくせ毛の状態(切った時に)
  3. ショートヘアになる
  4. スタイリング剤は必須

この4つをクリアできるのであれば「くせを活かす」選択ができる。

条件は整ったので、あとは「好き・嫌いの把握」と「似合うの把握」、それとの「マッチング」を一緒に決めていき、カウンセリングは終了になる。

今回は、簡単に流したがここは重要なポイントなので、詳しく知りたい方は過去の記事をご覧ください。→似合わせカットとはいったい何?

仕上がりとスタイリング

皆さんに「カットポイント」や「専門的な話」をしてもわからないと思うので一気に仕上がりをみてもらおう。

after

バック

サイド

フロント

キレイにまとまっています。

ちなみに今回の髪型はショートボブである。

仕上がりが「ハンサムショート」に見えるのは、中の毛(もみあげから後ろ)を耳掛けしているからだ。

耳掛けを外せばボブのデザインも楽しめる「ハイブリットな感じ」に仕上げた☆

耳掛けの「範囲」「ポイント」を追記したので、詳しく知りたい方はご覧ください↓

髪が伸びて「広がってきた時」の対処法

ボブはくせが強いと再現性が落ちるので、切り立ての時は問題ないが、伸びてきたらこの様に耳掛けをしながらバランスをとってあげるといいだろう。

もちろん、気分でコロコロ変えてもいい。

ボブバージョンも撮っておけばよかったですね(^_^;)

今回使ったスタイリング剤は「ニゼルジェリーM」。

真ん中のピンクのやつね。。

今回みたいに「くせが強め」「髪がしっかりしている」「広がりやすい」場合は相性がいい。

もちろん、モイもいいが「使用量」「楽さ」でいえば、こっちのがコスパがいい。

付け方・セット方法は、、

  1. 1プッシュ手に馴染ませる
  2. 後ろから髪全体に馴染ませる
  3. トップだけ束で上にとり手ぐしを通ししっかり馴染ませる
  4. あとは、細かい所(もみあげ・襟足・前髪・ヒョロヒョロ毛)につける
  5. 最後に全体に手ぐし・もしくは、コームの先で整える

僕はコームを使わずセットしたが、手ぐしだと難しいって方はコームの先でほぐしていくのもあり。

まとめ

くせ毛が強くて縮毛矯正しかないと思ってる人でも、くせを活かしてショートヘアを楽しむことができる。

もし、くせを活かそうと思ったら大事なポイントが4つある。

  1. くせ毛自体許せるか
  2. 全てくせ毛の状態(切った時に)
  3. ショートヘアになる
  4. スタイリング剤は必須

この4つをクリアできるのであれば、活かすことが可能だ。

あとは、担当美容師と相談しながら一緒に決めていくといいだろう。

もし、どの美容師にやってもらおうか悩んでいるなら僕が担当いたします。

もちろん、予約枠は既存のお客様優先だが、空いている時でよければ一度ご相談ください。

UIHの皆さん、「安心してください」皆さんが最優先ですよw

もし、不安であれば次回予約で入れておけば心配なしです。

UIHは、くせ毛だからと諦めている方に「もう一つの選択肢を増やす」という信念で行っています。

縮毛矯正一択では選択肢として乏しい。

その手段は、くせ毛カットです。

くせ毛のままで、「デザイン×再現性」で日本一を目指します。

そして、信頼できる美容師(人)との出会いで人生の景色が変わると信じています。

その為に「お客様を大事に思う」「意味のある髪型にする」ことを大事にしています。

なぜなら、大事な人を知ろう、理解しようとすることは自然なことで、その人をステキにさせたいと思うことも自然で当たり前だから。

お客様以上にお客様のことを知ることは→「お客様自身が気づいていない魅力」を「みつける」・「提案する」ことに繋がる。

その魅力を引き出すことは→お客様にとって「意味のある髪型」になる。

コレは担当した美容師しか出来ないことなので、ここに僕がやる意味があり大事にしているところです。

僕が担当するからには、より良い景色を魅せていきたいと思っています。

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くせを手なずけるショートカットが得意美容師 尾崎良太

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