超簡単!きれいな髪を手に入れる入門編『基礎』について

美容と健康の情報

前回の初歩では、

  • 髪はどこから生まれてくるのか?
  • 髪は死滅細胞ということ
  • 頭皮の重要性
  • シャンプーの仕方
  • ドライの重要性をお伝えしました。

 

以前の記事を見ていない方はこちらから↓

超簡単!きれいな髪を手に入れる『初歩』について

 

基礎では、ホントの「シャンプー」「トリートメント」と「ドライ」の目的と効果を伝えていきます。

「シャンプー」「トリートメント」編

  • シャンプーの本来の目的を考える。【まず、ココを見失ってはいけません】

最近メーカーやCMをみていると、シャンプーの本来の目的を見失ってないかと思うんです。

 

シャンプーの本来の目的は『汚れを落とす』なんです。

そう!汚れを落としてくれればいいんです。

 

なのに「なんちゃらエキス配合」やら、その他の効果に目がいき過ぎているんです。

 

髪のダメージとか、まとまりをよくするなんかは、トリートメントの役割でしょ!と思うんですよね。

酷いものなんかは、これ一本で全てオッケーみたいな...

汚れを落とす、保護をする(つける)が同じってw

 

どうゆうこと?汚れ落としてんのに、ついちゃってるんだ( ̄▽ ̄)w

理解ができません(・_・)

 

こうゆうことでしょうか?

 

「洗浄力は極めて低いけど、被膜力はスゴイですよ」なんでしょうか。

「洗浄力も被膜もどっちも強い」のでしょうか。

 

後者なら要するに「もの凄く髪と頭皮に負担をかけますが、どっちも中途半端な効果ですよ」ってことなんでしょうかw。

 

だって、バランスなので、両方ってことは、洗浄力MAXで、それでも全て落とせないくらいの強力な被膜(シリコン)を使ってます。ってことになるりますよね。

 

洗浄力が強すぎる(頭皮と髪に余分に負担をかける)、強力な被膜(ボロボロの髪をツルツルの質感にして誤魔化す)

少しトリートメントのお話も入りましたが、このあと詳しく説明していきます。

 

本物のシャンプーは、目的をちゃんとはたして、「頭皮にやさしい」ものです☆

 

  • 本当のトリートメントを知っていますか?【今までのトリートメントの概念を捨てろ!余分なことまで求めない。】

さっき被膜の話が出てきましたが、ココも重要なところなので順を追って説明していきます。

 

まず、結論からいうと「トリートメントは日替わり交換」でいい。

 

そう!トリートメントは長持ちしなくていいのです( ̄▽ ̄)

 

だってその日だけ「質感がよくて、ダメージから守ってくれればいい」わけですよね。

 

どうゆうコトかというと、、

要は、「日替わり交換でいい」というコト。

 

一日役割を終えたトリートメントは、夜シャンプーでしっかり流して、また新たにトリートメントを付けてあげればいい。

これのいところは、酸化して古い被膜をはってるより、その日その日で新しいモノに変えるとことです。

 

酸化とは、「鉄なら→サビ」「リンゴなら→黒くなる」「肌、髪なら→ダメージ」になるんです。

 

世の中全てのモノは酸化していきます。

それなら、そんな古くなったもの(ダメージの原因)は、とっとと流して、交換してしまえばいいのです。

 

これが基本の考え方です。

いたってシンプルですよね^_^

 

 

そして、何度も出てくる被膜ですが、これはシリコンや質感をよくみせるオイルなどをさします。

 

ここで勘違いしてほしくないのが、全てのシリコンが悪いと言っているんじゃないんです。

シャンプーで洗い流せないような強力な被膜がよくないと言っているんです。

 

シリコン自体は、医療でも使われているほど安全性高いものなんですが、なんでも用法用量が大事なんです。

 

酸化もそうですが、もう一つ被膜によりダメージの原因になるコトがあります。

それは、カラーやパーマ後です。

 

原因はカラーやパーマに必ず入っている「アルカリ」です。

 

では、アルカリの役割は何かお伝えしますね^_^

 

アルカリは、カラーの色(染料)を入れるためにキューティクルという「扉」を開ける大事な役割があるのです。

要は「扉」を開けないと薬剤を中に入れることが出来ないので必要なものなんですが、こいつが髪の中でワルさするのです^^;

 

例えば、ホテルなどでドアを開けることが仕事の「ドアマン」を想像してください。

ドアマンの仕事はドアを開けること。

ある日ドアが開かなくなりました。

しかし、ドアマンの仕事は、ドアを開けること。

『皆さんが、ドアマンだったらどうしますか?』

 

何としてでもドアを開けようとしますよね( ̄▽ ̄)?

押したり、引いたり、左右に動かしてみたり、力ずくでやってみたり。

ありとあらゆることを試しますよね?

 

これです、、コレが問題なのです。

 

髪の話に戻しますね。

カラーをして髪のなかには、アルカリがまだ入っています。

 

しかし、外から強力な被膜をはられ、外に出ることが出来なくなりました。

アルカリは何としてでも外に出ようと暴れます。

 

そう!これがトリートメント(被膜により)ダメージしてしまう原因なんです。

 

だから、さきほど伝えた「日替わり」がいいんです。

だだ、ドラッグストアなど、手軽に買えるシャンプー、トリートメントのほとんどに、強力な被膜が使われています。

 

こういうと、私はシリコンフリーだから大丈夫っという方も出てくると思いますが、ノンシリコンはシリコンが入ってないだけで、実はそれに匹敵する強力なオイルが代用で使われているんです^^;

 

要は被膜の種類が変わっただけで、更に酸化しますというコトです、、一緒に覚えておくといいと思います。

余分なことは求めず「日替わり」で髪を守ってあげるのがいいのです。

 

もちろんシャンプー選びは慎重に!

これは、また次回の「発展編」の記事で説明していきます。

 

小ネタをお伝えします。

その名も『置きシャン』ですw

そのまま、なんですがしっかりシャンプーした後、直ぐに流さず泡のまま放置。

泡パックをしてあげると、泡の力で汚れが落ちます( ̄▽ ̄)

洗浄力の強いシャンプーは置きすぎに注意してください。

 

ドライは「頭皮」「髪の先」までしっかり乾かす。

前回の記事で濡れたまま放置の危険性についてお話しましたが、

やはり、基礎編でもこのドライは外せない重要な所になってきます。

ここをマスターしてしまえば、「ぺたん」となるお悩みや「まとまり」「ハネ」「ツヤ」「頭皮環境」など

ありとあらゆる問題の解決に繋がってきます。

 

  1. ドライの重要ポイント
  2. ドライの手順

 

1.重要ポイント

髪型の全ては、根本の方向で決まる。

本来の方向と違う方向で乾かされた髪は、時間をかけて戻ろうとするんです。

それが「ハネ」の原因なのです。

 

皆さんはハネを見つけると、ハネてるところをアイロン使ったりして伸ばしますよね?

しかし、これは、毛先が原因ではなくて、根本の方向性に問題があるのです。

 

では、どのように乾かすのかというと、

根本が濡れた状態で根元に風を送りながら、

シャンプーの時みたいに頭皮を擦るように指で左右に振ります。(力はいりません)

この時、分け目など無視してまず根本を乾かしてしまいます。

とにかく根本の髪をたくさん動かすことだけに意識をします。

こうすることで、根本の方向性がニュートラル状態になります。

 

左右振られることで、どちらか一方的な向きで跡がつくことがなくなるので、時間が経っても「スタイルが崩れたり」「ハネる」ことが無くなるのです。

 

2.手順

①まず根本を乾かします。

根本が乾いたら

②中間から毛先を乾かしていきます。

この時に普段の分け目に戻して、乾かしてあげていいです。

③大体乾いてきたら、斜め上から風をあてながら、手グシを通していきます。

こうすることで髪にツヤが出てきます。

ポイントは斜め上から風を当てることです。

④最後に冷風を当てて手グシを通します。

これで、更にまとまりとツヤがでます。

冷風により、よりスタイルが崩れにくくなります。

冷風を当てた時に極端に冷たい場所があれば、まだ髪が乾いていない証拠になるので、温風でまた乾かしてあげてください。完

 

根本のドライは一番大事な所です!
ここで、8割決まりますので、きっちり乾かしましょう。

 

以上が基礎編になります。

初歩と基礎のマスターこそ、最も重要なコトです。。

 

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U I H  尾崎 良太

くせを手なずけるショートカットが得意美容師 尾崎良太

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