M様のくせ毛を活かすカット

くせ毛カット

こんにちは

最近の心境として、、当ブログは必要な人だけが見てくれればいいと思うようになったUIH尾崎です。

必要としない人に届けようと思っていない。 #興味ある人だけ見てね

それでは、、

M様のくせ毛を活かすカットについて。

M様は今回が初めてのご来店でした。

まず、最も伝えたいことは以下の3つです。

  • M様自身に自分のくせ毛を好きになってもらいたい
  • 美容室に対してネガティブな印象から美容室に行くのを楽しみになってもらいたい
  • 今回をキッカケにくせ毛で「お洒落な髪型」や「M様を魅力的にみせる方法」に興味を持ってもらいたいと思っています

なぜなら、M様にはとても魅力があり「くせ毛」というだけで、「お洒落」や「よりよく魅せる」こと諦めないでほしいと思ったかです。

実際にお話をしながらカットしていて「M様最高ですね」って連呼していたのを覚えていますw #内容はプライバシーの保護ね

とりあえず、Before・afterからみてもらいましょう(^^)/

くせ毛カットBefore・after

Before

細かいうねりでくせは強いことがここからも伺えます。

after

今回の髪型のイメージ(雰囲気)は「クラシック」です。

なぜこの髪型にしたのかはこの後のカウンセリングの流れからご紹介していきます。

カウンセリングの流れ

カウンセリングからわかったポイントは5つです。

  • 6年間前髪は切ったことがない
  • 4年前に美容室にいったきり行ってない
  • その時、かなり扱いにくい髪型にされた←これで軽いトラウマになった
  • 普段は「アイロンで伸ばす」or「くくってヘアアレンジ」をしている。
  • 毎日スタイリング剤は3種類をつけている

一番衝撃的だったのが「前髪は6年切っていない」ということ。。

なのに前髪はかなり短い。。←毎日のアイロン、髪の引っ掛かりで「切れ毛」になっているのが原因でした。

美容室自体も4年ぶりということは、美容室に行くこと自体あまり好きではないことが伺える。

そんなM様がUIHを選んでくれたことに嬉しく思います。

それと同時に必ず「扱いやすく」「似合う髪型」にするぞと気合が入ったのを覚えています。

そしてM様のご希望はというと。

  • 気持ちはガッツリショートにしたい←でも怖いから結べる長さかな、、
  • くせ毛を活かしたショートヘアにはしたい
  • 基本的におまかせで

この時、M様にもお伝えさせてもいただいたんですが、M様のくせ毛で「結べる長さ(肩上くらい)」に設定するとかなり扱いづらくなってしまうので、あまりオススメはしないと。。

そこで、僕からの提案はサイドの髪は結べるほどの長さはないが、「耳にかけ」必要であれば「ピン」を使えばまとめることができるのでどうだろうか。

もちろん、普段からピンを使っていたM様だから問題はないと思ってのことです。

そして、M様はそれであればしっかりショートにしたい(長さ設定はある程度おまかせ)といっていただいた。

ここはかなり重要なポイントになります。

なにがかというと「余白を残してくれた」という所です。

この余白が多ければ多いほどその人に合わせた髪型ができる。

つまり、余白により→「うねりをみて似合わせができる」「フィット感を与える」といったように「M様ならではで髪型を作る」ことができるのです。

その最たるものが「全ておまかせ」になります。 #これを言われたらしびれますw

そして、もう一つ大事なことは「M様のことをもっと知る」です。

そこで、「好き」「嫌い」「似合う」を確認し一緒に共有していきます。

髪型の「好き」「嫌い」「似合う」の確認、共有

僕は髪型を決める時、「雰囲気」「イメージ」「女性像」を大事にします。

髪型とは、言い換えると→「雰囲気」「イメージ」「女性像」ともいえます。

そして、髪型が雰囲気を作るのではなく雰囲気イメージ女性像」が髪型を作るということです。

だから、M様の「雰囲気・イメージ・女性像」を掴むことが大事になってきます(M様の本来の女性像→イコール、似合う雰囲気のこと)。

まずすることは→「できる」「できない」はさて置いて、M様の好き」と「嫌いの確認

そこからわかったM様の好みは→「エアリー・ピュア」「アーバン・クール」「クラシック・モダン」といった感じでした。

つまり、M様の好きな女性像ということ。

簡単にいえば「可愛らしい」より→「クール」な雰囲気が好みだということです。

そして、「似合う」は僕が診断するここがM様の似合う雰囲気)のですが、先ほどの「好き」と「似合う」が一致するのかが大事になってきます。

そして、診断結果→「アーバン・クール」「クラシック・モダン」が似合うことがわかったので「好き」と「似合う」のマッチングが成立した。

そこで、今回はクールよりでクラシックな雰囲気が出せるハイブリッドな髪型にしてみた。

どういうことかというと、、仕上がりをもう一度みてもらおう。

この仕上がりは「クラシック」です。

今回みたいな服装の時はこのスタイリングが相性がいい。

スタイリングの特徴

  • 耳掛けをせず、後ろに流すようにセットする
  • スタイリング剤はたっぷりで髪にツヤを与える

どんな時にこのセットがいいの?

  • ドレスよりの服装
  • ドレスに使われている「の服」「ツヤがある服」など、、

例えば、、

  • 今回みたいな服の時
  • OLさんが着ている制服の時
  • キレイ目な格好の時 etc..

一方、カジュアルな服装の時は「クールカジュアルなセット」をするといい。

スタイリング方法

  • 片耳かけをする(ライトサイド)←分け目を起点に少ない方
  • ヘビーサイドは動きを出して耳掛けしない

ポイントは2つ

  • 後ろに流してセットせずヘビーサイドは前の方に持っていく
  • クラシックほどツヤ感を出さなくてもいい

まとめると、、

まとめ

  • キレイ目な格好→「クラシック」
  • カジュアルな格好→「クール」

という感じスタイリング方法を変えてみるとより楽しめると思います。

ただ、クールセットは正直どっちの格好でも使えるので応用力は高いといえます。

もし、わからないことがあれば連絡してもらってもいいですし、次回実際にやりながら説明させていただいてもいいので言ってください^ ^

今回をキッカケにM様には、、

  • M様自身に自分のくせ毛を好きになってもらいたい
  • 美容室に対してネガティブな印象から美容室に行くのを楽しみになってもらいたい
  • 「お洒落な髪型」や「M様を魅力的にみせる方法」に興味を持ってもらいたいと思っています

以上「M様のくせ毛を活かすカットについて」でした。

くせ毛を活かすカット大成功だったと思います(^^)/

信頼できる美容師(人)との出会いで人生の景色が変わると信じている。

その為に「お客様を大事に思う」「意味のある髪型にする」ことを大事にしている。

これはとても大事だと強く思っている。

なぜなら、大事な人を知ろう、理解しようとすることは自然なことで、その人をステキにさせたいと思うことも自然で当たり前だから。

お客様以上にお客様のことを知ることは→「お客様自身が気づいていない魅力」を「みつける」・「提案する」ことに繋がる。

その魅力を引き出すことは→お客様にとって「意味のある髪型」になる。

コレは担当した美容師しか出来ないことなので、ここに僕がやる意味があり大事にしているところです。

僕が担当するからには、より良い景色を魅せていきたいと思っています。

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くせを手なずけるショートカットが得意美容師 尾崎良太

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