「毎日シャンプーしなくてもいい」ってホント?

美容情報「記事」や「サイト」などに、「毎日シャンプーをしなくてもいい」とみかける。
ホントにそうなんだろうか?
そして、その根拠はなんなのか?
今回はその辺りに迫っていこうと思う。
毎日シャンプーしなくてもいいとされてる根拠
ネット記事を読んでみるとシャンプーしなくてもいい理由はざっくりこんな感じだ。
- そもそも毎日シャンプーをしている国は日本だけ
- シャンプーをすることで髪にダメージを与えてしまう
- 毎日は「洗う」「乾かす」が大変(めんどくさい)
と、このような理由があげている。
確かに「その通り」だろう。
でも、これは「本質としては大きくズレている」情報だ。
いわゆる「シャンプーを毎日しなくていい根拠になっていない」のだ。
順を追って説明していこう。
シャンプーをする理由
これは「汚れを落とす」である。
もう、それに尽きるのだが、、
メインは「頭皮」の汚れになり、次に「髪」の汚れになる。
ポイントは「髪」がメインではなく「頭皮がメイン」というところ。
なぜなら、頭皮を健康的にすることが、髪をキレイに保つことになるから。
それと、頭皮を洗っていたら髪もついでに洗ってることになる。
髪の毛だけを洗うってことは無い。
そもそも「頭皮の汚れってなに?」についてだが、これは「皮脂」になる。
では、なぜ皮脂を毎日落とさないといけないのか?
それは、皮脂をほかっておくと「過酸化脂質」に変わってしまうからだ。
過酸化脂質
この「過酸化脂質」とは、けっこう厄介で、一度「皮脂」が→「過酸化脂質」に変わってしまうとシャンプーでは、なかなか落とせなくなる。
そして、この「過酸化脂質」はどんなデメリットがあるのかお話していこう。
- 毛穴を詰まらせる。よって→「抜け毛」「細毛」「白髪の促進」「ダメージしやすい髪になる」
- 頭皮トラブルを引き起こす。よって→「悪臭」「炎症」「かゆみ」「毛穴が広がる→頭皮が下がる→顔がたるむ」
「細胞分裂の妨げ」「新陳代謝を悪くする」ぜーーんぶひっくるめて、「悪」でしかない。
これを踏まえて
毎日シャンプーをしているのは日本だけだから
「だから?」
それが毎日シャンプーしなくていい根拠にしている意味がわからない。
皮脂は24〜48時間以内に過酸化脂質に変わる。
つまり、過酸化脂質に変わる前に(24時間以内)洗うことが大事なのだ。
髪にダメージを与える
生活しているだけで髪は傷む。
ダメージの要因はそれだけではない。
そもそも、粗悪なシャンプーを使わず、いいシャンプーを使えばいい。
基本的に日本の美容室のシャンプーは毎日洗う前提で作られているので、「髪」にも「頭皮」にもやさしい。
毎日は「洗う」「乾かす」が大変(めんどくさい)
急に主観的意見w
まぁ、、気持ちはわかる。
ただ、それも毎日シャンプーをしなくていい理由にはならない。
と、このようにフェイク情報には、「根拠」がそもそも「根拠」になっていない。
シャンプーするに当たって大事なのは「頭皮」である。
チラっと根拠の部分に触れたが、ちゃんとお話しよう。
毎日シャンプーをしたほうがいい理由
過酸化脂質を未然に防ぐ。
もう、これが答えなのだが詳しく説明していこう。
さきほど、「過酸化脂質」によって起こるデメリットをお伝えした。
今度は「どうしたら過酸化脂質になるのか」「どれくらいでなるのか」をお伝えしよう。
過酸化脂質になる2つパターン
- 空気に触れて酸化する
- 体から出ている酵素と結びつき酸化する
基本的に一日生活していたら必ず皮脂は分泌される。
その皮脂は空気に触れて5~6時間ほどで酸化し始め「24時間~48時間」で強力な過酸化脂質へと変貌する。
こうなると、シャンプーでも落とせなくなる。
そうなるまえに、シャンプーして汚れを落とす必要がある。
それが24時間以内。
つまり、毎日シャンプーする必要があるのだ。
「お湯で洗い流すだけでもいいんじゃないか」と思う方もいるだろう。
それならそれで問題無い。
そのかわり、皮脂は「あぶら」なので、しっかり洗い流さないと落ちない。
理由は「水」と「あぶら」は相性がわるいからだ。
でも、やっぱり「シャンプーをおすすめ」したい。
なぜなら、髪は濡れるとものすごーーくデリケートになる。。
その状態から摩擦を減らす役割が「泡」になるので、「泡なし」と「泡あり」なら圧倒的に「泡あり」が髪にやさしい。
もちろん、質のいいシャンプー剤の前提であるが、、
そもそも「粗悪なシャンプーでいいや」と思ってる方がこの記事を読まれないと思うので説明いらないだろう。
それと豆知識だが、シャンプーの平均回数について
- アメリカでは平均で2日に一回
- ヨーロッパでは4日~7日に一回
が、シャンプーの平均回数らしい。
ちなみに、先進国の薄毛国ランキングは、、
- チェコ
- スペイン
- ドイツ
- フランス…アメリカ
14位に日本という順位
遺伝的な要素もあるが見事にヨーロッパ勢は上位にランクインしている。
最近アメリカでは2日に一回くらいになってきたみたいだが、、昔はもっと周期長めだったと記憶している。
たしか1週間に一回だったはずだ。
まとめ
結論シャンプーは毎日した方がいい。
理由は「髪のダメージ」ではなく「頭皮」のため。
その根源は「過酸化脂質」にある。
過酸化脂質は24時間〜48時間で強力な過酸化脂質へと変貌する。
一度、過酸化脂質になってしまった皮脂はシャンプーでは落とせなくなる。
よって、その前にシャンプーをする必要がある。
つまり、「毎日シャンプーはした方がいい」という結論になる。
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UIHは、くせ毛だからと諦めている方に「もう一つの選択肢を増やす」という信念で行っています。
縮毛矯正一択では選択肢として乏しいと思います。
もう一つの選択肢とは、くせ毛カットです。
くせ毛のままで、「デザイン×再現性」で日本一を目指しています。
そして、信頼できる美容師(人)との出会いで人生の景色が変わると信じています。
その為に「お客様を大事に思う」「意味のある髪型にする」ことを大事にしています。
なぜなら、大事な人を知ろう、理解しようとすることは自然なことで、その人をステキにさせたいと思うことも自然で当たり前だからです。
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コレは担当した美容師しか出来ないことなので、ここに僕がやる意味があり大事にしているところです。
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