くせ毛をやわらかい髪型で手なずけてみた

くせ毛カット

「コミュ力が高い人」=「饒舌な人では無い」と思っているUIH尾崎です。

話し相手が「自分って話上手かも?」と思わせられる人がホンモノなんだと思います。


それでは、、

今回は、「T様のくせ毛をやわらかい髪型で手なずけてみた」という内容でご紹介していこうと思います^ ^

それと「これいいじゃん!」って思った「スタイリング剤のつけ方」もご紹介しようと思います^ ^

T様とは 、かれこれ3年近く担当させていただいているのではないでしょうか。

やはり当初は「くせ毛をどうにか扱いやすいようにしたい」という思いで、当ブログを発見しご来店いただきました。

ずっと、くせ毛に悩まされていたってことですね^^;

それで今はどうかってことですよ。

残念ながら、当初の写真も今回のBeforeも写真がないのですが、、w

直近の仕上がり写真だけありますのでご紹介させていただきます。

T様の髪型〜くせ毛ショート

こうみると「くせ弱いじゃん!」って思えるかもですが、ちゃんとくせ毛なんですよ。

だいぶカットで扱いやすいように「流れ」や「収まりポイント」を作っているのでゆるやかに見えます。

ご来店以前のT様は事実「広がり」「うねり」「パサつき」に悩んでいて、自分で扱うことができず諦めていました。

実際に僕が診断させていただいた感想は

  • ちゃんとうねりがある
  • 馴染みにくい髪の比率が高い
  • 細毛で軟毛
  • パサついて痛んで見える

しかし、うねりはあるのですが、うねり幅は「いい幅であるなぁ」と思いました。

これをコントロールしてカットしてあげれば「コンパクト」にまとめることが出来ると感じました。

そして、やはり大事なのは「嫌いな髪型」にしないこと。

つまり、「似合う髪型にしても本人が嫌いな髪型なら意味がない」ということです。

髪型(雰囲気)は「似合う」と「好き」が一致するとは限らないのです。

だから、「好き」と「嫌い」の共有は大事で、その中で「似合う」を作らなければならない。

もう、3年近くも担当させていただいているので、「T様の好きの範囲で似合う髪型」は何個か出来上がっています。

そして、似合う髪型は1つではないので、最近では新たな似合う髪型の発見に挑戦をしています。

髪型を変えると新鮮でいいですよね^ ^

Beforeが無いのでわからないと思いますが、今回のポイント(課題)は6つでした

  • ハチの広がりを抑える
  • 襟足をなくさずスッキリさせる
  • 小頭、小顔効果
  • キノコボブみたいにならないようにする
  • まとまり重視の活かすカット
  • なるべく、長さを変えずに変化させる

とりあえず、これら全てクリアし髪型に落とし込むことができた。

最近、T様をはじめとする多くのお客様に「スタイリング剤の馴染ませが難しい」というお声をいただいているので、いい方法をお伝えしようと思います。

スタイリング剤のつけ方(応用編)

そもそも、自分でヘアセットをしようとしたら、こういった工程を踏んでいることになる。

  • 髪にスタイリング剤をなじませる。
  • 形を整える

ザックリですが、、大枠こういうことですよね(^^;

そこで僕からの提案はこうです。

「なじませ」と「整え」を分けてみてはどうでしょうか、、です。

実際にどうやるのか。。

とりあえず、朝起きたら顔を洗う・歯を磨くよりも先に「スタイリング剤をつける

まず、はじめにスタイリング剤をつけてあげるってことですね。

  1. 「スタイリング剤をつける→手ぐし、コーム(くし)でなじませる」→終了
  2. その後はいつも通り過ごしてもらって、家を出る直前に形を整える

このように、「なじませの工程」と「整えの工程」を分けるだけなんですが、これ結構効果ありなんです。

皆さんにもこういった経験はないでしょうか。

服の上に水滴を溢してしまった時、、
初めは水を弾いていた服だが、ちょっとしたら染み込んでいた

これは、髪の毛でも同じことで応用できる。

時間が経てば自然となじんでくるんです。

つまり、時間を利用するってことですね。

一度で「なじませ」「形を作る」をするから難しくなる。

なじませることが難しいなら時間を利用すればいい。

出かける直前、形を整える時、「パサついている所」「馴染みがあまい所」があれば追加でスタイリング剤をつけてあげればいい。

これだけでスタイリングで最も大事な「なじませ」は完璧にできたことになる。

スタイリング剤のなじませが難しいと思っている人は是非試してみてはいかがでしょうか^ ^

それともう一つ更なる応用技として、

うねりを利用したい時→「まとめるスタイリング剤」と「動きを出すスタイリング剤」は別々につける。

  1. まとめるベース剤として全体につける
  2. 毛先など動きが欲しい所にセット力のあるスタイリング剤をつける

なにも1つのスタイリング剤で全てを補う必要はない」ということです。

それだけ覚えておくだけでもスタイリングに幅が出る。

例えば、、

まとめるスタイリング剤からつける

モイを全体につける。

時間を利用して、とりあえず放置、、

②動きを出すスタイリング剤

その後、形を整える時→ナカノ3番(動きを出すワックス)をつけて整える。

と、いった感じです( ̄▽ ̄)

まとめ

T様の「お悩み」や「希望」を解決、T様の「新たな似合う髪型の発見」をしながらくせ毛を手なずけることができた。

もちろん、「嫌い」を避け、「好き」の範囲で似合う髪型にしている。

そして、スタイリング剤のつけ方の提案では→時間を利用する方法をご紹介させていただいたので是非お試しください。

プラスでスタイリング剤は、1つで全てを補う必要はない。

「まとめるスタイリング剤」「動きを出すスタイリング剤」は別々で持っておくとセットしやすくなる。

以上「くせ毛をやわらかい髪型で手なずけてみた」でした(^^)/

信頼できる美容師(人)との出会いで人生の景色が変わると信じている。

その為に「お客様を大事に思う」「意味のある髪型にする」ことを大事にしている。

これはとても大事だと強く思っている。

なぜなら、大事な人を知ろう、理解しようとすることは自然なことで、その人をステキにさせたいと思うことも自然で当たり前だから。

お客様以上にお客様のことを知ることは→「お客様自身が気づいていない魅力」を「みつける」・「提案する」ことに繋がる。

その魅力を引き出すことは→お客様にとって「意味のある髪型」になる。

コレは担当した美容師しか出来ないことなので、ここに僕がやる意味があり大事にしているところです。

僕が担当するからには、より良い景色を魅せていきたいと思っています。

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UIH オサキ@くせ毛を活かす美容師

くせを手なずけるショートカットが得意美容師 尾崎良太

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