髪が硬く広がりやすいくせ毛のショートカット
今回ご紹介するN様の髪質は少し特殊な髪質ともいえる。
くせ毛であることは間違い無いのだが、うねり自体はそこまで目立たない。
特に表面の見えるところはうねりが無いようにすら見える。
ただ、一本一本の髪は直毛の髪と違い、捻れているのだ。
普通は、この捻れが原因で「うねる」のだが、うねりとしてあまり出ていない。
とはいえ、「馴染みにくい髪」であることは間違いない。
要は、うねりこそ大きく出てないが、それ以外の特徴はくせ毛そのものと言っていい。
そんなN様の髪質とN様のご要望をショートカットで表現してみた記事である。
また、Beforeを撮り忘れてしまったので文字で説明していきます。。
髪質
先ほど、軽く触れてたがそれも踏まえてまとめてみると。
- 毛量→多毛
- 髪のかたさ→硬い
- うねり→あまり無い
- 髪自体に捻れはある
- 全体的に馴染みにくい
- パサついて見える
- 広がりやすい
とこんなところだろう。
つまり、うねり自体は少ないのだが、その他はくせ毛の特徴そのものである。
ポイントは、毛量も多く、太く硬く馴染みにくい髪質というところ。
美容師ならともかく、日常のセットも大変だったことが想像できる。
毎日のセットはどうしているのかお伺いしてみたところ、
「ピンでまとめてから寝るようにしている」という素晴らしいテクニックを持っていた。
自分なりに工夫してできるって凄いことですよね。
そんなN様の日常をもっと「楽に」「簡単に」できるよう、自分なら何ができるか本気で考え、全力でサポートしていきたいと思った。
カウンセリング〜ご要望
今回のカウンセリングの流れはこんな感じだ。
- 「悩み」「ご要望」を聴く
- 「好き・嫌い」の把握
- 似合うの把握
- それらのマッチング(今回はご要望重視)という流れになる。
ご要望はこんな感じだ。
- 表面を短くしたく無い(ウエイトポイントを低めにしたい)
- サイドは短すぎない(アゴくらい)
- 襟足のハネが気になる(長さはほしい)
- *襟足は、ある程度長めで決定したが、後に短くスッキリしたいとなった
そして、ウエイトポイントを下げてショートヘアにしていく流れは、ここ最近の流行りでもあるので、とても今っぽくていい。
ただ、髪質からして、それを表現しバランスよくさせるのはなかなか難しいが、、知恵をフルに絞って頑張ってみた。
それでは、一気に仕上がりをみてもらおう。
仕上がり
バック
フロントサイド
なんとか、バランスよく似合うショートにすることができた。
ちなみに、今回使ったスタイリング剤はニゼルジェリーMである。
これは「ウエット系」もしくは「毛量が多い」「髪が硬い」「くせ毛」の髪質との相性がいいスタイリング剤だ。
スタイリング剤をつけてセットするとこんな感じ、でツヤ感も出てキレイにまとまって見える。
ちなみに耳掛けのテクニックも使っている。
わからない人はこちらをご覧ください→耳掛け記事を載せる
この写真だけ見ると難しそうな髪質に見えないのだが、まぁ広がりやすく馴染みにくい髪質なのだ。
カットもそうだが、やはりスタイリング剤のチカラも素晴らしので必須アイテムといえる。
スタイリング剤のつけ方がわからない人がいればこちらをご覧ください。→一生使えるスタイリング方法
まとめ
この記事を通して、一番伝えたいことは、→「くせ毛と言っても髪質は人それぞれ違う」ということ。
N様みたいに少し特殊なくせ毛の形もある。
だから本来、ひとえにくせ毛とまとめることはできないが、総称するとくせ毛になる為くせ毛とさせてもらっている。
とはいえ、こういった記事では、それぞれの「特徴」や「違い」を書いているのでどこかしらで自分と一致するものをみつけられるはずだ。
そして、僕自身、そう言った多くのくせ毛をカットしてきた。
やはり、くせ毛を活かそうと思ったら「ショートがベスト」だし「スタイリング剤も必須」だ。
カットだけでも、スタイリング剤だけでもいけない。
これは、くせ毛で悩んでる方のチカラになりたいと本気で思い、現場で試行錯誤を繰り返してきた一次情報だから間違いない。
そして、これからも「より良い方法をみつける努力」はしていくつもりだし、永遠の課題にもしている。
皆様と一緒に喜びを分かち合いたいと思っている。
なぜなら、信頼できる美容師(人)との出会いで人生の景色が変わると信じているから。
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