伸ばし中の髪でのイメチェン
今回は、Mちゃんの伸ばし中のイメチェンについて説明していこうと思う。
アウトライン(長さ)は一切変えずに前髪の変化だけで印象をガラッと変えてみた。
まずはBefore・afterを見てみよう
Before・after
Before
after
Beforeと afterでは印象がまるで違うのがわかってもらえると思う。
ちなみに、afterの1枚目が耳掛けなしの写真で、2枚目が耳掛けしたときの印象だ。
この違いでも印象を変えることができる。
それでは、なぜワイドバングにしたのか説明していこう。
なぜワイドバングにしたのか
- ホントはショートにしたいけど、伸ばす決意をしたから前髪で変化を出した。
- お洒落になりたい
- ワイドバングに興味がある
カウンセリングをして方向性を一緒に決めていった。
お洒落になりたいってことで、お洒落感を優先することになったのだが、もともとワイドバングに興味を持っていた為、ワイドバングで顔周りの印象をディスコードすることにした。
ディスコードとは→不一致のことで、違和感ともいえる。
ここではいい意味の違和感としてデザインに落とし込んだ。
もちろん、ディスコードをいい意味にする為、Mちゃんにフィットするよう似合わせを考えなければならない。
ワイドバングの特徴
- シャープな印象を与える
- 重めであればあるほど、強い印象を与える
- 顔周りに直線は違和感を与える
- 個性的(お洒落)に見える
ざっくりこんな感じだ。
では、Mちゃんのワイドバングはどうだろうか。
尾崎なりの似合わせを入れてみた。
- 重すぎないワイドバング
- 眉ちょい上のワイドバング
①重すぎないワイドバングにすることで、強すぎに傾きすぎないように調整をした。
前髪の範囲(前髪の始まり)を深すぎないように浅めで作ることでMちゃんの印象をコントロールした。
②眉ちょい上のワイドバングにすることで、可愛さを出した。
ちなみに、眉下にすると、クールな印象になる。
初めは眉下で作っていたのだが、Mちゃんは絶対眉上に設定した方がいいと思ったので、眉上にしたくなるように仕向けさせてもらった。
Afterを見てもらってもわかるとおり、バッチリ可愛く似合っている。
まとめ
今回は、伸ばし中の髪型をイメチェンさせることに成功した。
希望の「お洒落になりたい」を叶える為ワイドバングを選択させてもらった。
それにより、お洒落に昇華させMちゃんに似合わせることができた。
形だけワイドにすることは、誰でもできる仕事だ。
そこに、「その人ならでは」を入れることは、お客様のことを考え、この髪型にする意味をちゃんと考えていなければできない。
信頼できる美容師との出会いで人生の景色が変わると信じている。
だからこそ、適当な仕事はできないし、常に自分の全力をぶつけ続ける覚悟で美容師をしている。
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