「なにもしなくてもキマる」の次のステップ
毎日のスタイリングが簡単にキマるのはものすごくいいことだ。
スタイリング剤を馴染ませるだけでキレイにまとまり、満足いっているならそれに越したことはない。
今回ご紹介する内容は、キレイにまとまるだけでは満足いかなくなってきた人に向けての記事になる。
どちらかというと、一手間かけてでもワンクオリティー上げたい人に向けてだ。
つまり、次のステップといってもいいだろう。
「立体感」や「テクスチャー」「ニュアンス」「微妙な質感」を求めているなどが当てはまる。
そんな訳で、ステップを順番に確認していこう。
ステップ1「スタイリング剤を馴染ませるだけ」
ここでは、髪の「広がりを抑える」「まとまり感」を求めている人、特に「簡単に」とか「短時間で」という条件のスタイリングである。
もちろん、カットでスタイリングのしやすさも変わってくるので、特にこれを重要視している方は、美容師にスタイリング剤だけでまとまるようにしたいとちゃんと伝える必要はある。
そして、スタイリング剤のつけ方は、マスターする必要がある。
ポイントは、全体に満遍なくつけること。
特に、「もみあげ」「みつえり」のつけ忘れが多いので最後はチェックするようにするといい。
あと、前髪は最後に触るようにして、スタイリング剤も少量ずつつけるとベタつかない。
ステップ2「耳掛けアレンジ」
耳掛けアレンジは、アレンジの中で群を抜いてコストパフォーマンスがいい。
ここでいう、コスパは値段のことではない。
「時間」「変化」「簡単」「どこでもできる」「場所を選ばない」など、あらゆる側面からのコスパだ。
「片耳がけ」「両耳かけ」「もみあげ出し耳掛け」など、アレンジ幅も広い。
このように上下に分けて手で持っている下側であればどの範囲で耳掛けしてもバランスが崩れることはない。
もちろん、「全耳かけ」の場合は上の部分も範囲に入るが、フォルムコントロール(量感調整)であれば、写真の範囲がとても役に立つ。
例えば、美容室にいくまで少し期間があるけど、髪の「広がり」「量感」が気になる場合、ここで調整することができる。
耳かけは、とても優秀なので覚えておいて損はない。
続いて、これが最後のステップであり、今回一番伝えたい内容だ。
ステップ3「アイロンアレンジ」
アイロンとアレンジというと、難しく感じるかもしれないが、なにもクルクルに巻けることだけが、アイロンアレンジではない。
「毛先だけ曲げる」だけでも十分な効果がある。
例えば、、
ショートヘアでトップに動きが欲しい場合は、トップから前髪の手前までの髪の毛先だけ曲げるだけでもちゃんと動きがでる。
まずは、ここからスタートするだけでもアレンジ幅は広がる。
もちろん、もっと作り込みたいって方もいると思うが、まず毛先を巻けるようにならないと、次のステップにいけないので、初歩としてここは押さえておこう。
以前、「一生使えるスタイリング方法」という記事を書いているので、ご覧になった方も、なってない方も改めてご覧ください。
↑では、「中間から毛先巻き」のアイロンテクニックを紹介しているので、毛先が巻けるようになった人はこっちに挑戦してみてください。
巻き髪は、なにも全て巻く必要はない。
トップ数本だけ「毛先」もしくは、「中間から毛先」を曲げるだけでも十分効果を発揮する。
そして、アイロンで巻いてからスタイリング剤をつければ、ふんわり感を一日維持することもできる。
スタイリング剤だけでは、「ぺたんとなる」って人は是非、次のステップのアイロンアレンジに挑戦してみてください。
まとめ
「インスタ」や「ネット上でのヘアカタ」など、スタイリング剤だけでは、表現できない微妙なニュアンスを表現している。
その「質感」のほとんどが、アイロンで表現されたものだ。
「簡単セット」「広がりを抑えるだけ」「まとまるだけ」のセットに満足いかなくなった人、求めてるデザインが今のセットではできない人も、もしかしたら次のステップ(アイロンアレンジ)が必要の可能性が高い。
どうしても、「簡単・お手軽」だけでは表現の限界がある。
一手間加えないと出来ないものもある。
今回はワンクオリティー上げたセットの提案でした。
もちろん、アイロンアレンジも順序がある。
まずは、「毛先だけ」から入り、その後、「中間から巻く」順序をこなしていけば、誰でもアイロンを上手く使いこなすことが出来る。
もし、わからないことがあれば、今やYouTubeで「巻き髪」「アイロン方法」と検索をかければたくさんの動画が出てくる。
それでも、わからなければお店にご来店いただいた時に一緒にやっていきましょう。
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