くせ毛を活かすショートヘア〜T様編

くせ毛カット

こんにちは。

歩いてサロンにいくようにしているUIHオサキです。 #どうでもいい情報w

それでは本題に入ります。

今回はT様のくせ毛を活かすショートについてお話していこうと思います。

とりあえず、before・afterからみていただきましょう。

先日の写真ですが、beforeを撮り忘れたので初回ご来店時の写真をBeforeとさせていただきます。。

くせを活かすBefore・after

Before

after

かなりボリュームはコンパクトになり、くせもいい感じで活かすことができているかと思います。

今回のメニューは「カット」と「カラー」でご要望は2つありました。

T様のご要望

  • アシンメトリーな髪型にしたい
  • くせを活かしたい

その他は「おまかせ」とのことでした。

T様はもう何度かUIHにご来店いただいているお客様です。

ご要望は2つありますが、ほぼ「おまかせ」みたいなものですね。

なぜなら、UIHはくせ毛の活かす記事を散々書いてきたし、過去にT様と相性のいい髪型の中の1つに「アシンメトリー」があると共有済みだったからです。

つまり、「似合う」と「好き」が一致している状態での「おまかせ」ということです。

僕の中では「好きにして下さい」としか聞こえていませんw

当然、T様との信頼関係も築けているので「素敵に仕上げます」といった流れで進めていきました。

いちおう、、髪質は写真をみてもらえばわかると思いますがざっくり上げていきます。

T様の髪質

  • うねりは細かい(強めのくせ)
  • 中の方はかなり強いくせ毛
  • 全ての髪が馴染みにくくパサついてみえる
  • 広がりやすくボリュームもかなり出やすい
  • 毛量も多い

ザックリこんな感じですかね。。

まぁ、、かなりくせが強く、ほとんどの美容室では縮毛矯正案件かと思います。

仮に縮毛矯正をしない選択だったとしても「重た目」「ロング」を勧められるでしょう。

では、そんなT様に対して今回はどのようなアプローチしたのか。

  • むりやり馴染ませるカット
  • スタイリング剤
  • カラー

UIHでは定番のアプローチですね。

くせを活かすカット

そもそも、UIHの「くせ毛カットってナニ?」かというと、、くせの自由度を減らすカット」を指します。

くせに自由度を持たせると「髪はあばれる」ので扱いづらくなります。

逆に自由度を減らせば皆さんでもセットが簡単になるということです。

そんなくせ毛カットには大枠で2種類あります。

  • まとめるカット
  • むりやり馴染ませるカット

まとめるカット

まとめるカットは、、比較的、弱いくせに使う技法です。

ただし、どんな髪質にも使えるので、かなり使い勝手がいい万能なものです。

むりやり馴染ませるカット

むりやり馴染ませるカットは、、くせが強い髪質に使う技法です。

特徴は「髪同士が絡み合うことでボリュームを抑える」という所です。

なので必須条件として、「手ぐし」or「コーミング」をしてもらうことです。

まぁ、皆さん普段からやっていることだと思いますが、「いつもより多めに」って感じですかね。

ちなみに、、

くせ毛カットは「ショートヘア」・「矯正毛が混じっていない」ということが必須条件になります。

当然今回のT様に施したカットは「むりやり馴染ませるカット」です。

続いてスタイリング剤についてです。

スタイリング剤

くせ毛さんにとってスタイリング剤はとても心強い味方になってくれます。

そもそも、なぜくせ毛は「広がる」「パサつく」「扱いづらい」のか。。

それは、質感がバラバラだからです。

逆にいえば「質感が揃えば扱いやすくなる」ということです。

そんな質感をなんとなく合わせてくれるのが「スタイリング剤」です。

だから、スタイリング剤を使わないのは損なんです。

そんな、スタイリング剤には大枠2種類があります。

  • セット力があるスタイリング剤
  • セット力がないスタイリング剤

基本的にスタイリング剤になれていない方には「セット力なし」をおすすめしています。

代表的なものが「オイル系スタイリング剤」ですね。

そんなスタイリング剤で大事なのが「全体に満遍なく馴染ませる」ことです。

まず、「しっかり馴染ませること」これができればセットの9割が完成したといっても過言ではありません。

逆にいえば、これができなければいつまで経っても上手くセットできないので頑張って習得していただきたいです。

そして、一度習得してしまえば、もはや呼吸の如く簡単にできるようになります。

わからない人は以前の記事に詳しく載せているのでご覧ください→一生使えるスタイリング方法

そして、今回使ったスタイリング剤は「セット力あり」の「ムースタイプ」のスタイリング剤を使わせていただきました。

特徴は、、「より動きを出す」「ツヤ感を出す」「スプレーで固める必要がない」です。

要は、「くせを活かす」に特化した方法ってことですね。

ムースの中でもセット力があるものを選べば「ほぼ1日お直しなし」で過ごすことができます。

ただし、、馴染ませのテクニックは格段に上がるので、馴染ませが上手くできるようになった人の次のステップになるかと思います。

最後にカラーですね。

カラーを外すと全てが台無し

似合わせにとってカラーはとても重要な要素になります。

例えば、、お気に入りの服を想像してみてください。

似合っていたはずの服なのに「色」を変えるだけで平気で似合わなくなることないですか。

「サイズ」「形」はバッチリなはずなのに、、ですよ。

これは髪型でも同じことがいえます。

  • サイズとは、、「髪の長さ」です
  • 形とは、、「髪型」です
  • 色とは、、「カラー」です。

つまり、似合わせにおいて「カラー」とても重要な要素で「ここを外す」と「似合っているはずの髪型まで似合わなくなる」のです。

なので、カットだけではホントの意味の似合わせは不可能だということです。

また、カラーをしても自分の似合うカラーでなければ平気で似合わなくなるので注意が必要です。

「赤」だったとしても、「紫っぽい」「くすんだ」「ピンクっぽい」「うすい」など、、同じ赤でも「どの赤を選択するか」で似合う似合わないが決まってきます。

これらを把握するためにUIHでは「女性像」で捉えています。

つまり「好き」「嫌い」「似合う」の診断、共有がそれにあたります。

髪型が似合うを決めている」のではなく、「似合う女性像に合わせたから似合う」のです。

小難しい話なんですが、、要は「自分が本来持っている要素」があり、「持っている要素を活かした方が似合いますよ」ってことです。

これはカラーも同じことがいえます。

だから「好きな女性像」「嫌いな女性像」「似合う女性像」で捉えておけば、全てが把握できるのです。

「嫌い」「似合わない」を避けて、「好き」と「似合う」色味を入れてカラーすれば更に「本人の魅力」も上がるということです。

まとめ

今回のメニューは「カット」と「カラー」でした。

そこに「好き」と「嫌い」と「似合う」を把握した上で「髪型」と「カラー」を施しました。

もちろん、カットは「くせ毛カット」です。

今回は「むりやり馴染ませるカット」でしたね。

なので「手ぐし」「コーミング」は必須です。

そして、スタイリング剤は「ムース」を使いました。

くせを出しながらツヤ感も出せるので「強いくせを活かす」には持ってこいのスタイリング剤です。

以上「くせを活かすショートヘア〜T様編」でした(^^)/

信頼できる美容師(人)との出会いで人生の景色が変わると信じている。

その為に「お客様を大事に思う」「意味のある髪型にする」ことを大事にしている。

これはとても大事だと強く思っている。

なぜなら、大事な人を知ろう、理解しようとすることは自然なことで、その人をステキにさせたいと思うことも自然で当たり前だから。

お客様以上にお客様のことを知ることは→「お客様自身が気づいていない魅力」を「みつける」・「提案する」ことに繋がる。

その魅力を引き出すことは→お客様にとって「意味のある髪型」になる。

コレは担当した美容師しか出来ないことなので、ここに僕がやる意味があり大事にしているところです。

僕が担当するからには、より良い景色を魅せていきたいと思っています。

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くせを手なずけるショートカットが得意美容師 尾崎良太

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