似合う雰囲気は人それぞれで違っていい〜くせ毛カット

こんにちは〜
最近、LINEグループで「グループ名適当に決めたから誰か変えてー」とメッセージがあったので変えてみたんですが、シンプルにスルーせれているUIH尾崎です。
それでは、、
今回は「同じご要望でもお客様の持っている雰囲気によって髪型って変わるよね」ってお話です。
他の美容室はどうか知りませんが、UIHでは「髪型」から決めるのではなく、「好きな雰囲気」「嫌いな雰囲気」「似合う雰囲気」を診断・共有してその人に合う髪型を決めています。
だから、お客様の「好き・嫌い・似合う」の把握が最重要でそれをお互いが共有して「髪型」を決めていく方法をとっています。
つまり「雰囲気が髪型を決める」という考え方です。
決して「髪型が雰囲気を決める」と考えていないのです。
時系列でいえば、
- 「雰囲気→髪型→雰囲気完成」→○
- 「髪型→雰囲気完成」→×
ココは他の美容室と大きく考え方が異なるところで、本来こうあるべきだと考えています。
なぜなら、後者は、、
- 「お客様に似合わない可能性が出てくる」
- 「お客様と美容師側で齟齬が生まれる可能性がある」
- 「美容師側で似合わない可能性があると思いながら仕上げる」
- 「髪型は素晴らしく完成したがお客様に似合わないと、この美容師下手と思われる」
よって、「お互いが不幸になる可能性が高い」のです。
なにより、似合うというのは「雰囲気とマッチしている」ということだから、雰囲気に合わせて髪型を決めた方が圧倒的に利点が多い。
だから、雰囲気を捉えることが重要で、同じご要望でもお客様によって髪型が異なるのです。
例えば、、
今回は二人の例で進めていきたいと思いますが、お二人ともご要望は「スッキリさせたい!」「基本的におまかせ・オススメで」といった感じでした。
とりあえず、お二人のBefore・afterから見てもらいましょう。
二人の髪型の違い
H様のスッキリショート
Before

after

K様のスッキリショート
Before

after

同じ「スッキリさせたい!」というご要望でした。
そして、基本的に「おまかせ」「オススメの感じ」にしてほしいとのことでした。
もちろん、「許容範囲の短さ」は確認してのことだが、「その範囲まで切り込むかは確定するわけではない」
あくまで、「自由度はどこまであるのか」の確認であり「長さはお客様によって変わる」のです。
例えば、、「髪質」「身長」「骨格」「顔型」「顔パーツ」など。。
ちなみにお二人とも「リップラインくらいの長さ」になっているので「ショートの中でも短い部類に入る」よって、、スッキリショートといえます。
では、具体的に「どんな雰囲気の違いで髪型が変わったのか」お伝えしていきます。
雰囲気で髪型が変わる〜雰囲気の違い
H様の雰囲気
H様は趣味で「ボルダリング」をよくしている。
アクティブで日常の服装も身軽なスポーツテイストなことが多い。
スポーティが織り出すイメージは「カジュアル」になります。
カジュアルを「どんなカジュアルにするか」「H様に合うカジュアルはどんなか」を考えたところ「クールカジュアル」が良さそう。
よって、カジュアルを洗練させていくと「都会的なカジュアル」→「アーバンクール(カジュアル)」がH様に合う雰囲気(イメージ)に結びついたのです。
それを表現したのが今回のスッキリショートになるのです。

とても似合っています^^
続いてK様
K様の雰囲気
K様の好きな雰囲気の中に「ピュア」「フェミニン」といった要素があった。
ココで考えたのが普段の雰囲気に合わせた方が良さそう。
例えば、、
「ドレス」と「カジュアル」でいえば、どっちだろうか?
多分「ドレスより」だろう。
※ドレスとはキレイ目〜フォーマルまでの雰囲気のこと。
- カジュアルなら→「ピュア」
- ドレスなら→「フェミニン」
で合わせていこうと思います。
今回はドレスを選択したので「フェミニン」ですね。
ということで、フェミニンをスッキリさせた表現が今回のショートになります。

ここまでをまとめると。。
H様
- 「カジュアル」の雰囲気で髪型を作った。
- カジュアルでも洗練されたアーバンカジュアルを選択した。
K様
- 「ドレス」の雰囲気で髪型を作った。
- ドレスの要素の中からフェミニンを選択した。
この違いが「同じスッキリ」でも違う髪型になった要因です。
ちなみに、お二人とも「くせ毛が悩み」という共通のお悩みを持っていました。
だからくせ毛でも扱いやすくなるように工夫しカットを施しました。
まとめ
「同じご要望でもお客様の持っている雰囲気によって髪型って変わるよね」ってお話でした。
その理由は「雰囲気」でしたね。
お客様の持っている「雰囲気」イコール「似合う雰囲気」になります。
そして、お客様の「好きな雰囲気」「嫌いな雰囲気」を把握することで、嫌いを避け、「好きと似合う」をマッチングさせることができる。
この時点でお互いが不幸になる可能性は極めて低くなる。
だからUIHでは「髪型で雰囲気を決めるのではなく」「雰囲気から髪型を決めている」というわけです。
雰囲気が違えば当然髪型の違いが出てきます。
今回「スッキリさせたい」という同じご要望であったにも関わらず、これだけ髪型の違いが出るのはそういうことです。
大事なのは「雰囲気」ってことです。
以上「似合う雰囲気は人それぞれで違っていい〜くせ毛カット」でした(^^)/
UIHは、くせ毛だからと諦めている方に「もう一つの選択肢を増やす」という信念で行っています。
縮毛矯正一択では選択肢として乏しい。
その手段は、くせ毛カットです。
くせ毛のままで、「デザイン×再現性」で日本一を目指します。
そして、信頼できる美容師(人)との出会いで人生の景色が変わると信じている。
その為に「お客様を大事に思う」「意味のある髪型にする」ことを大事にしている。
これはとても大事だと強く思っている。
なぜなら、大事な人を知ろう、理解しようとすることは自然なことで、その人をステキにさせたいと思うことも自然で当たり前だから。
お客様以上にお客様のことを知ることは→「お客様自身が気づいていない魅力」を「みつける」・「提案する」ことに繋がる。
その魅力を引き出すことは→お客様にとって「意味のある髪型」になる。
コレは担当した美容師しか出来ないことなので、ここに僕がやる意味があり大事にしているところです。
僕が担当するからには、より良い景色を魅せていきたいと思っています。
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