なぜ動きのあるショートヘアにしたのか

このように動きのあるショートヘアにしてみた
動きのあるショートヘアは、「トップがぺたんとなりやすい人」や「くせ毛・パーマヘア」との相性がいい。
今回は、「気分を変えたい」「ベリーショートもいいかも」「動きを活かした髪型にしたい」という思いを汲んで「Hさんならではのショートを作ろう」をテーマにした。
それでは、今回の提案をご紹介しよう。
これまたBeforeを撮り忘れてしまったので、前回の写真をBeforeとさせていただこう。
【Before】
【after】
後ろからも
Hさん説明書
髪質
- 「髪の太さ」→やや太さ
- 「髪の硬さ」→やや硬め
- 「髪の状態」→パーマが残っている
- 「くせ・方向性」→襟足が浮きやすい
- 「その他」→毛先ダメージ気味、乾燥毛
その他
- 「顔型」→たまご型
- 「普遍的要素」→可愛い・柔らかい
Hさんは全体的にとてもバランスがいいのでどんな髪型も乗りこなせる。
そして、小顔・可愛らしい目が特徴的。
あえて1つ注意点があるとすると、髪型をクールに寄せ過ぎてしまうとトータルコーディネートが難しくなる。
カット&カラー
先ほどの「可愛い・柔らかい要素」を活かし、更にポテンシャルを高める方法がある。
それが『カラー』だ。
もちろん、カットで寄せることも出来るがカラーを組み合わせることで表現の幅が広がる。
Hさんはもちろん、誰にでも当てはまるので「髪型と色はセット」で考えておくといいだろう。
表現の幅が広がるのは、かなりのメリットといえる。
先ほど、クールに寄せ過ぎないがベターとお伝えしたのだが、たまには髪型のイメージを「クールよりにしたい」って気分の時もある。
そんな時は、カラーでバランスをとることができる。
つまり、クールに寄せたイメージをカラーで中和するということだ。
その逆も然り。
もちろん、普遍的要素にフルに寄せるのも当然似合う。
選択の幅が広がるということは、それだけでメリットなのだ。
仕上げ
オーバセクション(上の部分)に、以前のパーマがまだ残っているので、、それを活かして動きを出していくスタイリングで仕上げた。
パーマを活かす時は、少しセット力のあるスタイリング剤がいい。
そして、もう一つのポイントが「水分量が多め」のワックスである。
今回仕上げに使ったワックスは「ナカノ3ワックス」だ。
このワックスは「水分量」「硬さ」「扱いやすさ」のバランスがとても良い。
ちなみに番号はセット力を表す数字だ。
「パーマ毛・くせ毛」には「2or3」が相性がいい。
【付け方】
- 小豆2〜3粒くらいを手のひらでしっかり馴染ませる
- 後ろからつけ、前へ馴染ませていく。←この時ムラが無いように満遍なく馴染ませるのがコツ
- 最後は毛先などをお好みに整える
大事なのは「馴染ませ」で、、ここでスタイリングの「8割が決まる」といっていいほど重要なポイントだ。
わからなければ、1分〜2分くらい手を振り続けておけばオッケーである。
次は全体パーマがオススメ。
まとめ
「希望」や「気分」「お悩み」などから「Hさんならでは」を髪型に落とし込むこと。
Hさんならではとは、、「良い所の発見」「良い所をトコトンよく見せる」「普遍的要素と変動的要素の融合」のこと。。
例えば、、
「首のラインがキレイ」→よりキレイみ見えるように工夫する。
「目の形が可愛い」→より可愛く見えるように工夫する…etc
以外にも本人は自分の良さに気づいていないことが多い。
そんな「ならでは」を引き出す事がホントの似合わせであり、本人の洗練につながっていく。
今回は「希望」「気分」「悩み」から髪型をデザインした。
それが「動きのあるショートヘア」だ。
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UIHは、くせ毛だからと諦めている方に「もう一つの選択肢を増やす」という信念で行っています。
縮毛矯正一択では選択肢として乏しいと思います。
もう一つの選択肢とは、くせ毛カットです。
くせ毛のままで、「デザイン×再現性」で日本一を目指しています。
そして、信頼できる美容師(人)との出会いで人生の景色が変わると信じています。
その為に「お客様を大事に思う」「意味のある髪型にする」ことを大事にしています。
なぜなら、大事な人を知ろう、理解しようとすることは自然なことで、その人をステキにさせたいと思うことも自然で当たり前だからです。
お客様以上にお客様のことを知ることは→「お客様自身が気づいていない魅力」を「みつける」・「提案する」ことに繋がります。
その魅力を引き出すことは→お客様にとって「意味のある髪型」になります。
コレは担当した美容師しか出来ないことなので、ここに僕がやる意味があり大事にしているところです。
僕が担当するからには、より良い景色を魅せていきたいと思っています。
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