小頭に見えるバックスタイル

髪型について

小頭に見えるバックスタイル

どんな人でも「小頭」に見えた方がいいに決まっている。

特にくせが強いと髪が膨らんで頭が大きく見えてしまう。

そして、日常生活では「正面の姿」より「横・後ろ姿」の方が見られる回数が多い。

つまり、「横・後ろ姿」がその人の印象を大きく決定づけているのだ。

顔が小さいね」は、→「正面の印象」。

小頭だね」は、→「後ろの印象」という訳だ。

何となくでも、髪型での「サイド・バック」の重要性がわかっていただけただろか。

それでは、具体的に「何がいいのか」「どうしたらいいのか」をお話していこう。

誰でも簡単に後ろ姿を美しく見せる方法

襟足付近をスッキリさせるだけで後ろ姿が美しく見える。

全てはバランスだ。

なんかキレイ」や「美しい」にはゴールデンバランス黄金比率)がある。

当然、髪型にもゴールデンバランスは存在している。

だったら、そのバランスに近づけてあげればいい。

当然、元々「頭の形」「サイズ」「毛流れ」「髪質」がよければ問題ないのだが、、ほとんどの場合そうはいかない。

特に「くせ毛」の場合、そのバランスから大きくはみ出てしまう事の方が多い。

そんな方のために生まれたのが「グラデーションカット」や「レイヤーカット」である。

この2つを使って襟足付近をスッキリさせる訳なのだが、、やり過ぎもよくないのだ。

理由は、ゴールデンバランスから外れてしまうからだ。

たまに後ろを「極端にスッキリさせてほしい」と要望を受けるのだが、、本来はその人にあったバランスで作ってあげた方がキレイに見える。

いくつか後ろ姿をみていこう。

こちらは、くせが強く全体的に広がってしまう髪質である。

しかし、みていただいてもわかるように小さくコンパクトにまとまって見えるはずだ。

比較的にウエイトポイント(ボリュームポイント)は低めで設定してある。

この「角度」「高さ」は人によってバランスは変わる。

ウエイトポイントが高い後ろ姿もみてもらおう。

先ほどよりウエイトポイントが高い位置で設定されてるのがみてとれる。

これにもちゃんと理由がある。

「毛流れ」と「くせ」の出具合的にどうしても毛がハネてしまい、それが気になると言われたので髪の「遊び」を減らして動きを制限させた。

これにより、気になる所のハネをなくした。

もちろん、ゴールデンバランスから離れない様に設定している。

続いて、、

これは、上の2つの丁度間くらいの高さに設定している。

そして、かなり絞って頭の形をよく見せている。

このテクニックを使う時は、「絶壁」や「フォルム」のバランスをガラっと変えたい時だ。

普段は、後ろがぺたんとなってしまうが、自然な膨らみが出てるのがわかるはずだ。

あくまでも、その人のバランスに最適な比率で作っている。

まとめ

簡単に小頭に見せるには、「後ろをスッキリさせる」だけだ。

理由は、ゴールデンバランスに近づけるためである。

元々バランスが整っていたならその必要はないが、ほとんどの場合そうではない。

特にくせ毛の場合、必ずといっていいほどスッキリさせた方が小頭になる。

スッキリ具合(角度)は人により変わってくる。

理由は「髪質」「頭の形」「毛流」「くせ」が全く同じ人は存在しないから。

そして、極端にスッキリさせたい気持ちもわかるが、本来ゴールデンバランスがあるので、そのバランスで形を作った方が「キレイ」に見える。

最後に「小頭」の印象は「横・後ろ姿」で印象づけられているということ。

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