髪型を決めるのに重要な3つのこと
自転車に乗るとよくチェーンにズボンの裾が絡まるUHIオサキです。 #自転車よ、、裾を汚すのはやめてくれw
それでは、、今回は「好きな髪型と似合う髪型は違うかも」というお話をしていこうと思います。
今までに一億人以上の人が経験あると思うのですがw、、ヘアカタや画像を見せてやってもらったはいいけど「あれ?なんか違う」という経験。。
よく「モデルが違うから」と片づけられてしまいますが、それを言ってしまえば元も子もないので、ここではもう少し分解して説明していこうと思います。
結論、『「好きな髪型」と「似合う髪型」は違う』が答えになってくるんですが、いざ自分ごととなると考えられなくなってしまうものです。
しかし、ここはちゃんと向き合って考えないといけないのです。
髪型を考える時に重要な3つの要素
まず、絶対に把握しておかなければならない3つの要素があります。
- 好き
- 嫌い
- 似合う
UHIでは、初めてご来店されたら必ず「好き」と「嫌い」を共有するようにしています。
どのようにやっているかというと、9つの女性像をみながら「好き」か「嫌い」を一緒に判断していきます。
そう、9つも女性像があるんですよ(*_*)
厳密にいえば18ジャンルなんですが。。
そもそも、髪型とは、、女性像(ジャンル)と言い換えられるのです。
つまり、ギャル系とか、、そんな「雰囲気」のことですね。
そして、面白いのは「なになに系」それぞれに髪型が存在しているという所です。
ここから何が言えるのかというと、「髪型が女性像」を決めているのではなく、「女性像が髪型」を決めているということです。
本来は「女性像で髪型を決める」のが自然です。
でも、ほとんどが「髪型から(だけ)」を決めています。。
なんだか難しくなってきましたねw
少し分解して考えてみましょう。
私たちは美容室にいくと「こんな髪型にしたい(写真を見せる)」って感じで決めているかと思います。
これが「髪型が女性像」を決めているという考え方です。
言い換えれば「好きだけで決めた」と言えます。
これが悪いとは言いませんが、、これには大きな落とし穴があります。
それは「自分に似合うかを無視している」ことです。
なぜコレをおすすめしないかというと、、皆さんが「この髪型にしたい」と決めたホントの理由は「髪型だけではない」からです。
実は「モデルさんに似合っていて可愛い」と感じたから選んでいるんです。
- モデルさんの顔が好き
- モデルさんのメイクが好き
- ファッションが好き
など、、様々な要素が絡み合っていますが、、何より「モデルさんの雰囲気に似合っている」が含まれているのです。
つまり、「好き」+「似合っている」ということです。
だったら「好き」と「似合う」はセットで考えた方が良さそうですよね。
「似合う」を取り入れて考えよう
自分ごととして考えてみると、こんなパターンがあることに気がつきます。
- 好きが自分に似合う
- 好きが自分に似合わない
ここが、美容室にいって「あれ?なんか違うかも」と感じる原因です。
そう「髪型だけ(好き)」で決めて「似合う」が放ったらかしの場合ですね。
では、似合うとはどういうことなのか。
UIHでは似合うとは、、「その人の元々持っている要素(女性像)に合わせる」ことをいいます。
元々持っている要素とは、「目」「鼻」「口」「耳」「パーツの距離」「顔型」など、変えられない要素のこと。
これらをもとにどの女性像なのかを診断したのもが「似合う」になります。
元々の要素で診断するのですがベストです。
ただし、女性は「メイク」「ファッション」である程度変えることができるので、絶対とはしていません。
メイクありきで診断することもあります。
オサキが似合う診断して、一緒に共有した「好き」とマッチングしていくという流れがほとんどです。
なので「好き」「嫌い」「似合う」を診断共有すると、髪型は「お任せしたい」と言われることが多いですね。
これ以上切りたくないって長さだけは守ってですよw。
髪型って面白いなって感じるのは、これが絶対としないところです。
先ほどの「好き」と「似合う」のセットで考えた方がいいと言いましたが、「全力で好き」に振るのも全然ありだとも思ってます。
「やってみたい」って気持ちは大事ですからね。
その際は、メイクやファッションに変化を与えてあげると髪型がいきてきます。
一歩踏み込んだ話をすると「不変的要素」と「変動的要素」があるってことです。
不変的要素→「目、鼻、口、パーツ幅、耳、顔型 etc..」
変動的要素→「メイク、ファッション、整形 etc..」
簡単にいうと不変的要素に合わせると「特に努力がいらない」です。
逆に変動的要素に合わせると「努力が必要」って感じで捉えてもらえればいいです。
そして、くせ毛さんはそこに再現性が加わってきます。
くせ毛さんは再現性も必要
つまり、「扱いやすい」のか「扱いにくいのか」ってことですね。
UIHでは、扱いやすいをこのように定義しています。
- ブラシ、アイロンなしで仕上がる
- スタイリング剤(オイル系etc..)馴染ませるだけ
- 手ぐし、くしでのコーミングのみ
つまり、「難しいこと無しで簡単に」ということを扱いやすいと言っています。
美容師でないとできなそうな「ブラシブロー」「アイロン」「小難しいテクニック」などはいらない。
だから「美容師でない皆さんでも簡単にできる」ってことです。
そのためには「くせ毛カット」が必要になります。
くせ毛カットに必要なことは次の3つです。
- ショートヘアにする(長くても顎下くらい)
- ショート後は全てくせ毛になっている(矯正毛が残っていない)
- スタイリング剤は必須
基本的にショートにする必要があります。
ただし、「再現性が落ちてもいい」「髪質によっては」もう少し長めで挑戦することもあります。
くせ毛カットBefore・after
これら全て「ブロー、アイロンなし」「スタイリング剤なじませのみ」「手ぐしorコーミングで整えただけ」の仕上がりです☆
難しいことは一切なしで可愛く仕上がっていると思います。
ちなみにこれは「まとめる」を重視した仕上がりです。
「まとめる」と「活かす」があります。
カット方法も多少ことなりますが、皆さんのやることの違いは「スタイリング剤の種類を変える」です。
まとめる→「オイル系スタイリング剤(セット力なし)」
活かす→「ワックス、ムース、グリース(セット力あり)」
初めての方は、簡単な「まとめる」をおすすめしています。
くせを活かす場合は、セット力ありのスタイリング剤を使い、よりアクティブにくせを出して仕上げます。
若干ですが、セット力があると馴染ませが難しくなります。#若干ですよw
最後に似合わせで重要な要素にカラーがあります。
似合わせで重要なカラーについて考えてみる
カラーに詳しい方であれば「パーソナルカラー」や「イエベ」「ブルベ」という言葉を聞いたことがあるかと思います。
パーソナルカラーは「春夏秋冬」つまり、4種類の中から似合うをみつける。
イエベ、ブルベは「春秋」「夏冬」つまり、人を2種類に分けるざっくり診断になります。
UIHでは、女性像が9つあるとお伝えしたと思います。
実はこの女性像には「似合う明るさ」「似合う色」というものが存在しています。
つまり、更に細分化したモノが存在すると思ってもらえればいいです。
なぜ、カラーが重要なのかというと、、似合っているに答えがあります。
当たり前だろって声が聞こえそうなんですが、、この似合っているについて考えてみますね。
まず、似合っているとは、、フィットしていると言い換えることができます。
フィットしているとは、「同調している」と言い換えることもできますね。
では、「なにに?」が問題です。
これは、当然「その人に」ってことになりますよね。
「その人」つまり、「その人がどの女性像なのか」ということです。
診断要素は、、「肌色」「髪型」「メイク」「ファッション」「目、鼻…不変的要素」となるのです。
ん。。つまり、UIHの「好き」「嫌い」を共有して、「好き」と「似合う」をマッチングすると必然的にフィットするんじゃないか。。
そうなんです。
なぜUIHでは「なぜ女性像で髪型を決めているのか」というと、嫌でも「その人にフィットしてしまう」からなんです。
つまり、「似合ってしまう」ってことですね。
先ほどいった似合うには「同調」と言い換えられるといいました。
女性像から決めると、何に同調しているのかというと、、必然的に「その人に」となり、、
「髪型」はもちろん、「その人自身」に勝手に同調してしまうのです。
皆さんがなぜ失敗してしまうのか。。
それは「好きな髪型」「好きなカラー」で選んでしまうからです。
「好きが似合うとは限らない」のです。
例えば、、パターンとして
- 髪型(似合う)+カラー(似合う)
- 髪型(似合う)+カラー(似合わない)
- 髪型(似合わない)+カラー(似合う)
- 髪型(似合わない)+カラー(似合わない)
「1」だけがオールフィットですね。
なぜなら、髪型もカラーも同調しているからです。
似合う要素を無視して「好きだけ」を追ってしまうと、こんなリスク(落とし穴)があるんです。
洋服選びでも同じですね。
「サイズ、形が同じ服」でも、「色を変えたら」、、「あれ?こっちは違うかも」という経験。。
これは「ヘアカラー」でも当然起きることなんです。
だから、カラーはとても大事ってことになります。
ちなみに、日本人は元々「黒髪」が多いですよね。
この黒髪はとても難しくて、、似合う人がかなり限られるのです。
学生の時(義務教育)を思い出してもらえばわかりやすいのですが、、黒髪の時に垢抜けている人(似合っている)ってごく一部でしたよね。
黒髪が似合う割合はそれくらい少ないのです。
ほとんどの人が卒業後垢抜けるってパターンかと思います。
それだけ「色」には大きなポテンシャルが秘めているということです。
もちろん、メイクやファッションが変わったからもありますが、要は同じことです。
なぜなら、「自分にフィットさせた」「自分に同調させた」から。
つまり、自分にフィットしたものを取り入れれば取り入れるほど「素敵になる(似合う)といえるのです。」
だから、カラーはとても重要なのがわかります。#ここテストに出ますw
まとめ
結論「好き」と「似合う」はセットで考えた方がいいということですね。
そして、長々と書いてきましたが、まとめると、、「自分の要素をもとに髪型を決めると失敗ないですよ」です。
そのために、「嫌い」を避けて、「好き」と「似合う」をマッチングさせて、「楽しく自分だけのフィットを増やしていきましょう!」
そのために「カット+カラー」はセットで考えた方がいいのです(^^)/
似合う自分を一緒に探していきましょう!
以上、「髪型を決めるのに重要な3つのこと」でした☆
UIHは、くせ毛だからと諦めている方に「もう一つの選択肢を増やす」という信念で行っています。
縮毛矯正一択では選択肢として乏しい。
その手段は、くせ毛カットです。
くせ毛のままで、「デザイン×再現性」で日本一を目指します。
そして、信頼できる美容師(人)との出会いで人生の景色が変わると信じています。
その為に「お客様を大事に思う」「意味のある髪型にする」ことを大事にしています。
なぜなら、大事な人を知ろう、理解しようとすることは自然なことで、その人をステキにさせたいと思うことも自然で当たり前だから。
お客様以上にお客様のことを知ることは→「お客様自身が気づいていない魅力」を「みつける」・「提案する」ことに繋がる。
その魅力を引き出すことは→お客様にとって「意味のある髪型」になる。
コレは担当した美容師しか出来ないことなので、ここに僕がやる意味があり大事にしているところです。
僕が担当するからには、より良い景色を魅せていきたいと思っています。
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