2020年エアリーマッシュウルフ(ネオウルフ)について
めちゃくちゃ美味しいスパイスカレーとチャイを教えてもらって、インド人さながらに家で作っているUIH尾崎です。
自炊できないオサキがチャイを作る日がくるとはw #スパイスに目覚める。←興味ある人は紹介するよ
それでは、、
先に言っておきます。。
かなりマニアックな内容になってしまいました^^;
今回ご紹介する髪型は、2020年今旬なエアリーマッシュウルフ(ネオウルフ)についてです。
以前「2020年流行りの髪型について」でお話したのですが、最近のトレンドは2つに分かれてきている。
- 美容業界でのトレンド
- リアルトレンド(一般的に人気)
なぜ、分かれてきたのかというとSNSが大きな原因だろう。
以前までは、「選ばれた美容師」がトレンド発信していました。
それに対して現在は、一般の方はもちろん、どんな美容師でも発信が可能になり様々な発信しているため、トレンド関係なしに沢山の髪型をみかけるようになった。
単純に「ヘアカタ」ではなく、それ以外の髪型の情報量が圧倒的に増えたことが最たる原因だろう。
もちろん、それが悪い訳ではなく、業界トレンドだろうが、リアルだろうが「本人がやってみたい」と思えばなんでもいいのだ。
ただ、デザインを扱うプロとして「業界トレンド」もご紹介しようと思う。
せっかくなので、デザインの変化からみてもらいましょう。
Before・after
Before
Beforeの髪型は、切りっぱなしのロブ(長めボブ)ベースにスウィートの要素を加えた「大人女性の可愛い」を表現した髪型である。
ご来店時はスタイリングを一切していない状態なのでボサボサ感は否めないが。。w
ここからトレンドのエアリーマッシュウルフ(ネオウルフ)へ。
ちなみに今回忘れずにBeforeを撮れているのは、「写真撮らなくていいの?」と言ってもらったからであるw←僕自身すっかり忘れていた( ̄▽ ̄)
after
今思ったんですが、バックスタイル撮ってなかったw
デザインとして、かなりお洒落になったことがみてとれる。
ちなみにお洒落にはちゃんと理由がある。
お洒落の秘密は、「ディスコード」にある。
ディスコードとは、「不一致」「違和感」のことで、、ここでは「いい意味の違和感」をデザインに落とし込んだ。
ここの話は複雑で、面倒くさく感じると思うのでザックリにしよう。
ウルフ自体は「本来軽いデザイン」なのだが、そこにマッシュ、、つまり、重たい+直線のデザインが入ることで「違和感」が生まれる
さらに、「重たいデザイン」に「うねり(動き)」が入ること自体も不一致になる。
ここまではデザインの話だ。
デザインの持つ「自然の摂理通りなのか」、「自然の摂理から外れているのか」ということ。
つまり、「本来のカタチなのか、そうでないのか」ここを操作したという訳だ。
だから、今回この髪型だけで3つの要素が絡み合っている。
こうなってくると、やはりカラーの要素はかなり重要になってくる。
カラーについて
選択すべくは2パターン。
- 明るくする(ハイトーン)
- 暗くする(低明度)
デザインをわかっている美容師であれば、この2つの選択で悩むだろう。
そこに中明度カラーの選択はない。
要は、なにに同調させるかが大事で、この場合「ウルフなのか」「マッシュなのか」のデザインが対象になる。
変わり種として「うねり(動き)」に同調させても面白い。
ちなみに、今回僕は「マッシュ」に同調させたので「低明度」を選択した。
ここでポイントなのはディスコード(ハズし)は全体の1割〜3割程度なのが鉄則だということ。
ファッションでも「ワンポイント」って言葉があるように、その程度で十分なのだ。
もし、ハズしの比率が上がってしまえば、それは同調になってしまうから、もはやハズしたことにならないw
ザックリといいつつ、中々深い話までいってしまったが、ここは重要なポイントなので覚えておいて損はないと思う。
よりクリエイティブにするのであれば、ハイトーンにすべきで、マッシュにも重たいラインを出すのがいい。
そうなれば、ディスコードが際立ち非現実性が増す。
しかし、今回は「髪の今後」と「似合わせ」「汎用性」を考慮して暗くする選択を選んだ。←ここはホント最後まで悩んだところでもあった。
ちなみに、今回の「カラー」「髪型」からすると、ファッションは上下白で揃えると、クリエイティブなお洒落に昇華する。
もちろん、どんな服を着ようが間違いなくお洒落にみえるのだが。
ちなみに、今回のように黒であれば「女性らしいお洒落」の昇華に繋がる。
理由は、「上半身」と「髪色」が同調されるから。
つまり、「首から下を同調させる」→モードなお洒落になり、「上半身と頭を同調させる」→女性らしいお洒落になる。
とりあえず、「色を合わせる」だけでも効果絶大なので、そこから試してみるといいだろう。
上級者になれば「質感(生地感など)」も合わせてみよう^ ^
まとめ
今回はリアルトレンドではなく、最先端のトレンドに寄せて髪型(イメージ)を作ってみた。
「マッシュウルフ」+「エアリー」さらに「ウエットな質感」はまさに業界トレンドといえる。
この髪型は、お洒落であるが故に賛否はあるかと思うが、とても汎用性も高いため意外と誰でも挑戦できる髪型ともいえる。
「人と違う髪型にしてみたい」「お洒落な髪型にしてみたい」と思う人に是非オススメしたい。
耳掛けをするとまた印象が変わる。
以上「2020年エアリーマッシュウルフについて」でした(^^)/
信頼できる美容師(人)との出会いで人生の景色が変わると信じている。
その為に「お客様を大事に思う」「意味のある髪型にする」ことを大事にしている。
これはとても大事だと強く思っている。
なぜなら、大事な人を知ろう、理解しようとすることは自然なことで、その人をステキにさせたいと思うことも自然で当たり前だから。
お客様以上にお客様のことを知ることは→「お客様自身が気づいていない魅力」を「みつける」・「提案する」ことに繋がる。
その魅力を引き出すことは→お客様にとって「意味のある髪型」になる。
コレは担当した美容師しか出来ないことなので、ここに僕がやる意味があり大事にしているところです。
僕が担当するからには、より良い景色を魅せていきたいと思っています。
ちなみに、今回のご要望は「伸ばしていた髪をやっぱり切ろうと思う」でした。
だったらその前に一度「デザインで楽しんでみない?」という提案から始まりました。
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