T様髪型〜強いくせ毛を活かす
T様髪型〜強いくせ毛を活かす
T様のご来店は初めてで、ブログをみつけてくれてご来店いただいた。
今回の記事は、強いくせ毛でくせ毛を活かしたいと思っている方も参考になると思う。
- くせ毛は縮毛矯正だけが選択肢ではない
- ショートが似合わないと思っている
- ショートにするのは、相当久しぶり
T様とお話をしていて興味深いと思ったことがあった。
1つが、「縮毛矯正の状態でも満足していない」ということ。
もう1つが、「縮毛矯正だけが選択肢だと思っていた」ということだ。
1つ目の「縮毛矯正の状態でも満足していない」というのは、よくよく考えたらわかることなのだが、意外にも美容師をしていると見落としがちなところだと感じた。
それは、縮毛矯正をすると髪がペタんとなって、そのまま「骨格・顔型」が浮き彫りになるということ。
だったら、技術で「ふんわり」「骨格・顔型」をカバーすればいいじゃん、、と思うかもしれないが、僕も縮毛矯正の追求に明け暮れてた時期があるのでわかることなのだが、、
どうしても、元々の髪質によって「ふんわり」仕上げができないことがある。
- 髪が細く柔らかい
- くせがかなり強い
この2つの条件がぶつかると、技術ではどうしようもない壁にぶち当たるのだ。
元々の髪がふんわりしていない髪質(やわらかく細い髪)であれば、真っ直ぐにしたから「ふんわり」するなんてことは物理的にありえないのだ。
だって、真っ直ぐにしようがしまいが元々ぺたんとなる髪だから。。
そして、くせがかなり強いとどうしても伸ばしに注力がいくので曲線を描く仕上がりは難しくなる。
2つ目の「縮毛矯正だけが選択肢だと思っていた」というのは、くせを活かす選択があるってことすら知らない状態のことだ。
情報が民主化したとはいえ、「まだまだ知らないことがある」ってのは当たり前のことといえば当たり前なのだが、その辺りの感覚が僕自身ズレていたことに気づかされた。
そして、こんな言葉が心に突き刺さった。
「自分と同じようにくせのままどうにかしたいって思っている人が他にもいて安心した」って言葉だ。
ブログをみて、自分以外にもくせのままどうにかしたいと思っている同じ感覚の人がいたことが嬉しかったということだ。
くせを活かす選択を知らない人にとっては、縮毛矯正が絶対で、でもその縮毛矯正すら満足できなければ、「光がない暗闇を進む」くらいの不安だったと思うし、今までホントに悩み続けていたはずだ。
T様が僕の記事をみつけてくれてホントに良かったと思った。
それでは、T様の髪型の流れをお伝えしていこう。
カウンセリング
UIHでは、カウンセリングにはたっぷり時間をとっている。
初めてのご来店のカウンセリングは、ざっくりこんな感じだ。
- 「お悩み」「要望」に耳を傾ける
- 「好き・嫌い」な髪型の選別
- 「似合う」の把握
- 「好き」と「似合う」のマッチング
と、こんな感じだが、、これは新規も既存のお客様も大きくは変わらない。
ただ2回目からは、既に「好き・嫌い・似合う」の把握はしているので、その後の「扱いやすさの確認」や「心境の変化」などに耳を傾けるようにしている。
カウンセリングの結果「おおよその把握」と「マッチングの擦り合わせ」が完了した。
とりあえず、Before・afterをみてもらおう。
髪型Before・after
Before
元々の状態はショートとはいえない長さだが、この長さにしたのも勇気が要ったとのことであった。
なぜこの長さにしたかは聞きそびれたw
after
先ほどのカウンセリングで、短すぎるショートに不安を持っていたので、あえて長さを残してできる限りを尽くしてみた。
そして「かわいい」より「クール」のが好みだということもわかったので「クールカジュアル」で似合わせをし、今回のような髪型に着地した。
ショートにするのは中学生ぶりということもあり、まずショートに慣れ、スタイリングにも慣れてもらう必要がある。
慣れれば、もう少し切り込んだショートにしてもいいと思う。
とりあえず、「オススメスタイリング剤」「スタイリング方法」「耳掛け方法」をお伝えさせていただいたのでマスターしてもらいたい。
ポイントは「手ぐし(くし)」「後ろの抑える場所」である。
耳掛けのポイントももう一度載せておこう↓
慣れれば簡単だが、慣れるまでは難しく感じるかもしれないので、もし、わからないことがあればラインでお連絡ください。
T様以外の方もみているかと思うので、今回使ったスタイリング剤をご紹介しておきます。
ニゼルジェリーM
1プッシュでも十分セット可能だが、今っぽさを出すなら2プッシュ
うまく髪に馴染ませることができれば、とても心強いアイテムになる。
T様みたいにくせが強い髪質の場合、モイみたいに軽いスタイリング剤よりニゼルジェリーみたいなスタイリング剤がオススメである。
まとめ
強いくせ毛でも「くせを活かす」ことは可能である。
くせ毛の選択肢は縮毛矯正だけではない。
しかし、どっちが正解ってこともないので「自分で確かめて自分にあった選択をとる」といいだろう。
「ネット」や「口コミ」ではなく、自分自身が体験しないとホントの意味で自分にあってるかはわからない。
もし、くせで悩んでいて自分では解決できないと思っているなら一歩を踏み出してほしい。
僕自身そんな人たちのチカラになりたいと思っている。
T様はもちろん、ご来店いただいてる皆様を全力でサポートするつもりだ。
ありのままの自分(くせ毛)でいいと思たら人生は楽しくなる。
お洒落する「楽しみ」や「喜び」を一緒に共有したいと思っている。ただそれだけだ。。
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