ゆったりショートボブ☆Mちゃん髪型説明書
ゆったりショートボブ☆Mちゃん髪型説明書
今回ご来店のMちゃんのゆったりショートボブの髪型説明をしていきます。
本人は伸ばしていきたいといっていたが、正直ホントに伸ばしていこうか迷っていました。
今後どうなるかわからないが、今は伸ばしていく方向になりました。
そんな伸ばしていく過程での髪型は扱いづらくなるはずです。
そこでどのように乗り切っていくのか、、どんな工夫を凝らしていくのか、、それらを含めMちゃん髪型説明書として話ていいきます。
髪型説明書

仕上がりはコチラ↑
ポイントは「重くなりがちなショートボブに女性らしい柔らかな質感」と「耳掛けでスッキリ感を調整可能」です。
何もしなくてもまとまりよく、簡単なヘアセット透け感を演出できる万能な髪型に仕上げてみました。
もちろん、Mちゃんの似合う女性像で合わせた髪型です。
伸ばしていくということである程度制限がありますが、なるべく「扱いやすく」「バランスよく」なるように工夫しました。
普段のヘアセットはスタイリング剤をつけて馴染ませるだけでオッケーです。
アレンジは簡単にできる耳掛けですね。
「片耳掛け」「両耳掛け」でその時の気分やファッションに合わせて楽しみながら決めてください。
軽さのメリハリとしてシースルーバングはそのまま採用しています。
時間があればアイロンやブローで丸みを出してあげると更に可愛く仕上がります。
続いてこの髪型の工夫などのお話です。
重くなりがちなショートボブに女性らしい柔らかな質感を

工夫ポイントの1つが「重くなりがちなショートボブに女性らしい柔らかな質感を入れる」です。
ショートボブもそうだが、伸ばしていく過程ではやはり重たくなりがちです。
そうなると、せっかくのショートの魅力が半減してしまいます。
というのも、やはりショートは「シャンプー」「ドライ」が素早くできることは大きな魅力の1つともいえますよね。
もちろん、ショートボブ自体可愛い髪型ですが、ショートの魅力はそれだけではないです。
そんな、重くなりがちなショートボブに「女性らしさ」と「柔らかな質感」「軽やかさ」をのせて爽やかにみせる工夫を凝らしてみました。
ポイントは3つです。
- カット
- カラー
- ヘアアレンジ
順をおって話ていきましょう。
女性らしさを象徴するもの、、それは「丸み」です。
その女性らしい丸みはカットで調整できます。
この辺りは専門的な話になるので割愛させてもらいますが。。
続いて、「柔らかな質感」だがこれには2つの方法を採用しています。
1つはカラーリングです。
が、、それは後にお話していきます。
2つ目、カットです。
ただし、ここでは量感のお話です。
これも専門的になりますが、軽く触れていこうと思います。
単純に梳きまくれば軽くなりますが、扱いずらくなってしまいます。
ここで強調しておきたいのは「どこを取るのか」と「メリハリ」です。
2つともニュアンス的には同じですが、2つに分けさせてもらいました。
つまり、髪を梳くだけでも量の取り方はとても重要です。
ここを軽く考えてしまうとお家に帰ってからのセットが大変になります。
量を取るだけだから、、軽く調整するだけだから、、といって適当に美容室を決めないことをオススメします。
梳くだけでも「まとまり感」や「柔らかな質感」はここで決まるといってもいいです。
「どこをどれだけ取るか」「全体的にどれだけ取るか」はその時のデザインにもよるし、「人」にもよります。
つまり、その人のバランスに左右されます。
ただ、普段僕は「重軽な質感」を目指しています。
それが柔らかさの正体ともいえ今回のテーマになります。
重軽とは、ラインが崩れないくらいの重さを残し最大限に軽くする絶妙な量感のことです。
これの良さは「柔らかな質感」「まとまりがいい」「アレンジしやすい」といった万能なところです。
これが今回のカットにおける柔らかな質感の工夫ポイントになります。
暗めのトーンに重たくみせない透明感あるカラーリング
柔らかくみせるポイントの1つにカラーがあります。
柔らかさは、視覚的感覚からも感じることができます。
それが「抜け感」や「透明感」といったカラーでの表現ですね。
カットもそうですが、カラーをすることで相乗効果を生み出すことができます。
そこで、透明感の出るカラーをチョイスします。
それにより重たくなりがちな暗めのトーンに柔らかさを与えることができます。
耳掛けですっきり感を調整
耳掛けは、簡単ヘアアレンジとしても優秀ですが、もう1つの使い方が存在します。
それがスッキリ感の調整です。
カットして1ヶ月もしてくると「重たくなってきたなぁ」っと感じることはありますよね。
そんな時に使えるテクニックが耳掛けです。
髪を耳に掛けることで隙間を作ることができます。
これは量が増えた時に軽くみせる応急処置としても使えます。
今回みたいに「伸ばしていく」時にも使えるので覚えて損はないです。
もちろん、普段のアレンジとしても使ってもらってもいいです。
どちらの場合も自分で丁度いい塩梅で耳にかける髪を調整する必要はあります。
まとめ

ショートから髪を伸ばしていく場合は、ゆったりとしたボブにシフトしながら伸ばしていくといいです。
実は、今回の髪型は「重くなりがちなショートボブを女性らしい柔らかな質感にする」が裏テーマでした。
それは、伸ばしていく過程も可愛いボブを楽しみながら伸ばしていける工夫です。
ちなみに、これももう1つの工夫ですが、、
イングラカットという技法も忍ばせて髪型を作っています。
これにより、サッと髪を乾かしただけでもまとまるようになります。
今回は「カット」と「カラー」の両方からアプローチをかけてみました。
髪型は「カット」「カラー」をすると最大限にパフォーマンスが上がります。
そして、それらは相乗効果を生み出します。
カットだけでもカラーだけでも不十分。
カットとカラーはセットで考えるのが一番いいです。
今回はその2つを利用して髪型をハックしてみました。
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UIHは、くせ毛だからと諦めている方に「もう一つの選択肢を増やす」という信念で行っています。
縮毛矯正一択では選択肢として乏しいと思います。
もう一つの選択肢とは、くせ毛カットです。
くせ毛のままで、「デザイン×再現性」で日本一を目指しています。
そして、信頼できる美容師(人)との出会いで人生の景色が変わると信じています。
その為に「お客様を大事に思う」「意味のある髪型にする」ことを大事にしています。
なぜなら、大事な人を知ろう、理解しようとすることは自然なことで、その人をステキにさせたいと思うことも自然で当たり前だからです。
お客様以上にお客様のことを知ることは→「お客様自身が気づいていない魅力」を「みつける」・「提案する」ことに繋がります。
その魅力を引き出すことは→お客様にとって「意味のある髪型」になります。
コレは担当した美容師しか出来ないことなので、ここに僕がやる意味があり大事にしているところです。
僕が担当するからには、より良い景色を魅せていきたいと思っています。
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