M様の髪型説明書
M様の髪型説明書
くせ毛を活かす選択を選んだのなら、次はどのように活かしていくか。
どんな髪型で活かしていくのか考える必要がある。
これらの方向性を決めてカットしていくのだが、多分、、M様含めほとんどのお客様に100%伝えることは難しい。。
だから、補足としてこのブログを見てもらいたい。
もちろん、必要ない人もいると思うので必要なければ飛ばして頂いて構わない。
その場合は、僕の仕事が100%の完成度だったことになるのだから。
つまり、この記事は、僕が美容師としてお客様に誠実に向き合いたいという思いで書いたものだ。
僕自身はというと、「あぁ〜これ伝えとけばよかった」や「こう説明するべきだったな」と反省の毎日なので100%の仕事ができたと思ったことが1度もない。。
しかし、少なくてもお客様は、そんな僕を信頼して来てくれている。
だったら、反省で終わらせるのでも、、次回のご来店を待つ受け身の姿勢でもなく、、「ポジティブに行動で示すことが誠実ではないだろうか」と考えた。
そんな記事です。
髪質
まずM様の髪質の説明しよう(^^)
- やや細毛で柔らかめな髪質
- 多毛
- 細かいうねり・乾燥毛
- 馴染みにくい髪の比率高め(およそ90%)
- 前髪・表面・中間・下全てくせ毛
- 難易度高めのくせ毛だが、「活かす」に振り切ればいい髪質
- 相性のいいスタイリング剤を見つけることで凄くよくなる
だいたいこんな感じかな、、
おおよそ、ほどんどの美容室で縮毛矯正をオススメされる髪質といえる。
しかし、僕はくせを活かすにはとてもいい髪質だと思う。
僕に言わせれば「素敵な髪質」である。
そして、髪質ではないのだが、アゴから首のラインがもの凄くキレイなのだ。
これは持って生まれた才能だ。
髪型
先ほどのアゴ・首ラインをよりキレイに見せる為、僕の中でアウトラインの設定は「上げ下げ」で決定なのは一瞬で決まった。
あとは、希望やお悩みとデザインの融合だ。
M様はとてもお洒落感度の高い女性なので希望のデザインが決まっていた。
シェリーさん
お洒落で可愛い(^^)
この髪型はボブの変形だがボブベースであることは確かである。
M様の現状から初めは長さキープでこの形に持っていけると判断した。
しかし、実際に梳いてみると僕の予想とズレが生じた。
実際にBeforeをみて頂きたいのだが、Beforeを撮り忘れてしまった為載せられない。。
ほんの少し長さが足りなかったのだが、少し短めで作れる感じに見えた。
しかし、実際に切ってみるとある程度の量感調整では、髪が膨らんで量が多く見えてしまう。。
実際にカウンセリングの際、「量がボアっとなって耐えられなくなってきた」と悩んでいた為、このままだとすぐに量が気になってしまうと判断した。
そこで、表面のなるべくキープするように「イングラ間引き」という技術を使った。
それでも、ボブの形を扱いやすい量感まで持っていくことが難しかった。。
そこで、今回は「残すところは最大限残して」「無くすとことはしっかり無くす」ようにメリハリをつけた。
その結果このように仕上げた。
写真だとかなり短く感じるのだが、「被ってくる髪」はちゃんと「長さ残している」のだ。
今回一度で持っていけなかったが、メリハリをしっかりつけることで「残したい所の長さを残すことができた」ので、次回全体が伸びてきた時に持っていける計算だ。
今回、見誤った僕が悪いのだが、最大限「髪の広がり」を抑えて「ハチ上の長さを残す」ことに専念させていただいた。
もちろん、「シェリーさん」と「M様の髪質は違う」ので全く同じとはいかないものの、近づけることは可能だ。
次回楽しみにしていてください(^^)
ちなみに、コレも補足で「ボブとくせ毛」はあまり相性がいいとは言えません。。
理由は、広がりやすいく量が多く見えてしまうから。
どうしても、デザインをキープする賞美期限が短くなりがちなのだ。
しかし、なるべく希望の髪型で長持ちさせる為、しっかり工夫を凝すつもりだ。
一緒に作り上げ髪型を楽しみましょう(>_<)
まとめ
この記事は以前の「内容」や「補足」を文字に起こしてみました。
そして、「髪質」や髪型の「目標」「現状」を髪型説明書として作らせていただいたのだが、、もし「わからないこと」や「扱いづらいところ」があれば電話でもラインでもメッセージください。
それと、スタイリング剤はマストアイテムなのでご利用いただくことをオススメします。
あと、前髪が伸びてきたらお伝えした通り「耳掛け」or「ピン留め」してみるのもいいかも。
この記事が何かのお役に立てれたら幸いです。
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