髪を乾かすホントの理由
髪を乾かすホントの理由
皆さんは毎日しっかり髪を乾かしていますか?
それとも、ドライヤーで乾かさず自然乾燥させていますか?
たぶん、なんとなく「髪は乾かさないといけないもの」と認識していると思います。
では、「なぜ髪を乾かさないといけないのか?」理由を明確に答えられる人はどれだけいるのだろうか。。
もしかしたら、美容師でも間違った認識をしている人もいるかもしれないのであらためてブログで正しい知識をお伝えしようと思います。
ポイントは2つあります。
- 髪
- 頭皮
この2つについて詳しく話ていきます。
髪を乾かす理由
まず1つ目の「髪」について。
- 髪の特徴
- パサついて見えるor髪が引っかかる
①髪の特徴
髪は濡れると→真逆の性質になる。
実は乾いてる髪は「ものすごく硬く、丈夫な性質」がある。
だから、乾いた状態でダメージするってことはほどんどなく、髪がダメージする時は、決まって濡れている時なんです。
つまり、髪は濡れると「ものすごくデリケートになる」ってことです。
理由は、4つある骨組みのうち1つ〜2つ切れている状態だから。
想像してみてください。。
骨が折れてくっついていない時、まだ「筋肉」や「皮膚」で骨を支えている状態を。。
とても、デリケートな状態ですよね。
この状態が髪が濡れた時に起こっていると覚えてもらえばいいです。
続いて、、
②パサつくor髪が引っかかる
髪のキューティクルがそうさせている。
髪は濡れると膨潤(膨らむ)特徴があり、この時「キューティクル」が半開きの状態になっている。
このまま乾くと半開きのままになる。
魚のウロコを想像してみると分かりやすい。
ウロコが逆立っている状態。
髪の毛1本1本のキューティクルが逆立っていたら髪同士が引っかかりますよね。
これは「逆立ったキューティクル」が引っかかっている状態なので強引に「引っ張ったり」「ブラッシング」をしてしまうと、キューティクルが剥がれてしまいます。
キューティクルが剥がれると髪の「栄養が出ていく」「枝毛」になる原因ですので注意が必要。
ドライヤーで乾かすのは、このキューティクルを締める役割もあります。
さらに、キューティクルが逆立った状態だとパサついて見えるのです。
その理由は、光の乱反射にあります。
つまり、髪の表面が整列されていれば「キレイに反射」するが、表面がガタガタだと「キレイに反射されない」
これが、「パサついて見える」「引っかかる」の正体なのです。
続いて、頭皮について迫っていきます。
僕は、これが一番大事だとも思っています。
髪を乾かす理由→頭皮
続いて2つ目の「頭皮」について
髪を自然乾燥させてしまった時→頭を2日〜3日洗っていないのと同じくらい不衛生な状態になっている。
理由は「菌の繁殖」にある。
菌は①「湿った環境を好む」、②「30C°〜38C°が最適温度」
人間の体温は何度ですか?
A.→36 C°
これは菌にとって最適温度なんです。
つまり、濡れた状態で放置というのは、菌にとって「住みやすく増殖させる」のに最高の環境といえるのです。
そして、それは頭皮にとって最悪の状態と言えるのです。
「薄毛・抜け毛・白髪・細毛・臭い・フケ・かゆみ・炎症」などさまざまな頭皮トラブルにつながる。
そこに傷があろうもんなら、状況はさらに悪化させるでしょう。
ちなみに、ほどんどの人にキズがあると言っても過言ではないのです。
冗談ではなく、これは事実です。
なぜなら、頭皮の角質は濡れ状態だと「爪で軽く引っかいただけでも剥がれてしまう」のです。
ホント簡単にですよ!
爪を立てると、皆さんが思っている2〜3倍軽い力で剥がれます。
角質は「バリアー」の代わりです。
これが剥がれるってことは、丸裸状態であり、菌に「どうぞ」と自ら差し出してるのと変わらないのです。
頭皮が弱った状態だと、もちろん、元気な髪が生えてくるわけもなく、、先ほどのトラブルにつながってきます。
しかし、菌の繁殖をさせない環境を作れば問題ないのです。
それが、「髪を乾かす」になるのです。
だから髪は、すぐに乾かした方がいいって結論になるのです。
まとめ
髪を乾かした方がいいホントの理由は、「髪に悪いだけでなく、頭皮にも悪い」ってことでした。
髪は濡れると→「デリケートになる」「キューティクルが半開きになる」
そうなると、「ダメージ・パサつき・引っかかり」に直結する。
頭皮→「さまざまな頭皮トラブル」を引き起こす。
理由は、「菌」「キズ」にあり、そうなると、頭皮トラブルはもちろん、「顔のたるみ」にも直結する。
でも、すぐに乾かすくせをつけておけば問題ない。
以上が「髪を乾かすホントの意味」でした。
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