UIH尾崎が担当する意味
最近歩くことが増えたんですが、ふと、子供のとき、なぜか「歩道」と「車道」の白線の上をよく歩いていたなぁってことを思い出しました。
もし、歩道側で事故ったら相手が悪くて、車道側なら自分が悪いじゃないですか。。
その「ギリギリセーフ」に興味を持っていた自分っておかしいのか?皆んなに聞いてみたいUIH尾崎です。
それでは、、
今回は僕が担当する意味についてお話したいと思います。
その上で「女性像と掴む」は、僕にとって欠かせない要素だということです。
女性像を掴む
女性像とは、雰囲気のことで、それさえ把握出来れば、「好き」と「似合う」のマッチングができる。
例えば、、今の好きを表現
お客様が写真を持って来て「こんな感じにしたい」っていうのは、「今の好きを伝えている」ことになる。
コレを髪型だけに終わらせず、女性像として捉える必要がある。
なぜなら、それができると、、「じゃ、こんなんも好きだよね」が把握できるから提案できるようになる。
これは、ものすごく大事なことで、髪型から女性像を理解できれば、今の髪型に飽きた、変化させたいって時に役に立つ。
なぜなら、髪型ではなく、お客様の女性像(好きな雰囲気)で理解しているから、それならこの女性像は「こんな雰囲気にも出来ますよ」って提案できるからです。
それともう一つ大事なこと。
それは、「嫌い」と「似合う」の把握です。
「嫌い」と「似合う」の把握
これもとっても重要なことです。
なぜなら「好き」と「似合う」が同じ人もいれば、「ズレている人もいる」からです。
その場合→お客様の「嫌い」をわかっていないと、嫌いな雰囲気の髪型で似合わせてしまう可能性がある。
もちろん、「好き」と「似合う」が同じなら問題ないのだが、皆が皆そうとは限らないのです。
もし、ズレがあるならそれ相応の対応策が必要です。
大枠、髪型を決めるプロセスは次の3つに集約されます
- 似合う髪型にする。
- 要望の好きだけの髪型にする。
- 嫌いを避け「好き」と「似合う」のマッチング
似合う髪型にする場合、、
メリット
なんの問題もなく髪型をつくることができる。
デメリット
「嫌いな髪型(女性像)の可能性」がある。
つまり、似合うだけでは、お客様がその髪型が「好きの場合」もあるし「嫌いな場合」もある。
良くいえば→「似合った髪型になった」
悪くいえば→「似合ってるんだからいいでしょ」である。
要望の好きな髪型にする場合、、
メリット
なんの問題もなくつくることができる。
デメリット
似合わない髪型(女性像)の可能性がある。
多くの美容室がこれをやらかしている。
つまり、「好きな髪型にしたんだからそれが似合うかは責任取りません」
良くいえば→「要望を叶えてくれる」
悪くいえば→「無責任」
これなら誰が担当しても同じで代替え可能。
そこで大事になってくるのが「嫌い」と「似合う」の把握になる。
コレにより、嫌いな髪型(女性像)を回避して、「好き」と「似合う」の中から髪型を考えることができるのです。
だから、「好き」「嫌い」「似合う」の把握はとても重要だといえるのです。
それを踏まえて
嫌いを避け「好き」と「似合う」のマッチングをした場合、、
メリット
- 好きな髪型で似合わせることができる。
- 似合う髪型で好きな雰囲気に近づけることができる。
- 嫌いな雰囲気を避けて、好きと似合うの中間を狙うことが出来る。
デメリット
「好きが似合わない場合」と「似合うが嫌いな場合」→3つ目の中間をとって髪型をつくることになるので、可もなく不可もない髪型になる可能性がある。
つまり、「失敗するリスク(この髪型嫌い)はほぼ無い」が、3の場合「ベスト」というより「ベター」になる。
それ以外は「自分が知らなかった魅力を引き出す」ことができる。
それも自分の「好きな範囲」「似合う範囲」の髪型(女性像)になるのです。
更にそこに再現可能が加わってくる。
再現可能
僕の場合、お客様のほとんどがくせ毛です。
なので、「くせを無くす」のか「くせを活かすのか」によってアプローチを変えています。
例えば、、くせ毛を活かす
この場合、物理的にストレートな髪型は出来ないので、曲線ベースの髪型になります。
中には、「自分のくせ毛で活かすことができるのか」と疑問を持つ人もいます。
しかし、全く問題ありません!!
なぜなら、僕は多くのくせ毛さんをカットしてきていて、くせを活かすことを得意としているからです。
- くせが出た状態で収まるようにデザインする。
- MAXに広がった状態でコンパクトになるようにする。
これらは「再現性」の部分の話です。
要は「お客様自身が次の日からセットできるか」ってことですね。
そこに上記の考え方で髪型を一緒に決めていく。
つまり、『「好き」「嫌い」「似合う」「再現可能(くせ毛)」のマッチングを得意としている』ということ。
ちなみにそれをやっている美容師は、今のところ存在していません。
そもそも、「くせを活かすカットを得意としている美容師自体が少ない。」
そんな少ない中からみても「デザインより再現性のみを追求したような髪型」が多いことが決定的だろう。
そうでなくても、「なにを基準に判断しているのか」、「自分の存在意義が違う」など、、まぁ、そんなところです。
そして、それらは「オサキという個人」が10年以上かけ、「好きなこと」「興味あること」「得意なこと」を徹底的に学んで独自に組み合わせ、精度を上げながら作り上げてきたものなのです。
他の誰かが言葉だけ同じものを真似たとしても本質的に同じものは存在しないのです。
僕にしかできないことだからこそ、僕を信頼してくださるお客様にだけ提供できるのです。
そして、今後も同じものを真似ようとしても、今の「環境」や「社会システム」ではほぼ不可能といえます。
なぜなら、同じことをさせようとしたら、そこはブラックと呼ばれるでしょう。
このご時世、ブラック企業がここまで叩かれ、働き方改革と言っているのに、それを個人に押しつけることはもはや不可能に近いと言わざるを得ないのです。
ある意味、ブラックに個人で学べたことの「利」ともいえるのですが、それを他者にやれと言われてもやらないと思います。。
誰が好んで、「丸一日の休み無し」「平均睡眠時間2〜3時間」で、お風呂だけ入りに家に帰り、サロンで泊まり込みで練習の日々を過ごすのだろうかw
それだけ、この10年以上の追い込み経験は人から見たら「圧倒的ブラック」だといえます。
もちろん、これは誰かにやれと言われたわけではなく、自分が好きでやっていたことでしたが。
むしろ、こんな「やり方」を許してくれた「当時のボス」に感謝しています。
練習をするってことは「夏は冷房が必要」「冬は暖房が必要」で「その場所」「環境」を無償で与えてくれるのは、ボスの懐の深さがあってこそだと言えるからです。
もちろん、そんな環境を与えてもらっている身として、必要なければ「暖房・冷房」は使わず、「極力電気代や無駄なコストがかからないよう配慮すること」は最低限のマナーだと思っていました。
まとめ
- 髪型を髪型だけでなく、女性像として捉えている。
- お客様ひとりひとりの「好き」「嫌い」「似合う」の把握・マッチング。
- そこに「再現可能(くせ毛)」の要素を加えてお客様と一緒に髪型を作り上げていく。
この方法を使っている美容師は、今現在いない、、もしかしたら今後も現れないかもしれない。
なぜなら、、
- なぜそれをやっているのか(目的の考え方・本質)が一緒の人は存在しないから。
- これまで学んだことを独自に組み合わせて作り上げたものだから。
- 時代的に、ブラックに個人で学べる環境ではなくなったから。
全く同じ人がいないように、経験も同じなんてことはありえない。
その経験を「自分の信念」と組み合わせることで「唯一無二」のものになったといえる。
UIHは、くせ毛だからと諦めている方に「もう一つの選択肢を増やす」という信念で行っています。
縮毛矯正一択では選択肢として乏しい。
その手段は、くせ毛カットです。
くせ毛のままで、「デザイン×再現性」で日本一を目指します。
そして、信頼できる美容師(人)との出会いで人生の景色が変わると信じています。
その為に「お客様を大事に思う」「意味のある髪型にする」ことを大事にしています。
なぜなら、大事な人を知ろう、理解しようとすることは自然なことで、その人をステキにさせたいと思うことも自然で当たり前だから。
お客様以上にお客様のことを知ることは→「お客様自身が気づいていない魅力」を「みつける」・「提案する」ことに繋がる。
その魅力を引き出すことは→お客様にとって「意味のある髪型」になる。
コレは担当した美容師しか出来ないことなので、ここに僕がやる意味があり大事にしているところです。
僕が担当するからには、より良い景色を魅せていきたいと思っています。
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