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A様のくせ毛を活かすまでの奇跡③

最近、ハトの鳴き声は「クゥルックゥー」でいいのか、30分くらい悩んでいたUIHオサキです。 #ホンキでどうでもいい時間を過ごした

それでは、今回も奇跡シリーズの更新です。

奇跡シリーズは、縮毛矯正をやめて全てくせ毛の状態にし、くせを活かす髪型にするまでを追っかけた記事になります。

完成ではなく「未完成のまま」どのように変化し「完成に向かっていくのか」を皆さんと共有していきたいと思い記事にしています。

初めての方は①からみてください。

くせを活かすまでのA様の軌跡①

A様のくせ毛を活かすまでの軌跡②

くせ毛を活かすには「全てくせ毛の状態にしなければできない」ので、それまで「縮毛矯正の部分」と「くせ毛の部分」が混在した状態で過ごさないといけません。

どれくらいの期間が必要かというと、、デザインによりますが、だいたい「1年〜1年半くらい」が目安になります。

そして「この期間」がもっとも悩ましいはずなので「この期間をどう乗り越えていったのか」、、「悩み」や「発見」などをお伝えしていきます。

まずはこの期間のBefore・afterをみていただきましょう。

くせを活かすまでのBefore・after

Before

after

今回は日常を想定して「結ぶだけでできるヘアアレンジ」で仕上げてみました^ ^

ただ結ぶだけでも、ヘアアクセサリーをつけたり変えたりするだけでバリエーションが増えます。

もちろん、簡単なものでもいいので「ヘアアレンジのバリエーション」を増やせばもっと髪型を楽しむことができます。

「くるりんぱ」でもいいので「もう一つ」できるだけで、相当使い回しができると思います!

はい。では、これまでに出てきたA様の悩みをまとめてみましょう。

これまでに出てきた悩み

まぁ〜これはA様に限らず「これからくせを活かそう」と思っている全ての人に当てはまることだと思います。

そのままではまとまらない

当然くせ毛というのは「まとまりづらい」です。

そもそも「なぜまとまりづらい」のか。。

それは「馴染みにくい髪の比率が高いから」ですね。

くせ毛でない人でも「馴染みにくい髪」は存在しますが、そこまで多くない。

しかし、くせ毛の場合「その比率が跳ね上がる」のでまとまりづらいのです。

縮毛矯正は「ストレートにする」と「髪の質感を統一させるを同時にしているのでまとまるんです。

最近では「髪質改善」ようは、くせを伸ばさずに「髪質だけを変える」というメニューも増えてきました。

ただし、ほとんどの場合「弱い縮毛矯正」つまり、縮毛矯正剤の弱い物を使っているだけなので、当然繰り返せば髪は痛みます。

決して「トリートメント」ではありません。

これをいうと、勉強不足の美容師は顔を真っ赤にして否定してくると思いますが、あれは「薬剤」です。

違いは還元できるアプローチの幅が狭い(少ない)だけで皮膜によって質感を整えるトリートメントと「全く別物(考え方)」なのです

髪が長いと「シャンプー」「ドライ」が面倒

これは「全く同感」です。

そもそも、くせを活かすということは「ショートヘア」になるので、切り落とすべき髪の部分を毎日「シャンプー」「ドライ」するのは無駄だと僕も思っています。

しかし、くせを活かす髪型にするまでは、ショートにしないことをオススメします。

理由は単純で「縮毛矯正の部分」と「くせ毛の部分」では髪の質感が違いすぎるため、まとまるどころか爆発した髪型になります。

たぶん、これを知らずにショートにしてしまうと「毎日絶望することになる」でしょう。。

「どっちの不便をとるか」なら、圧倒的に「長いままシャンプー・ドライを我慢する」をオススメします。

なぜなら、髪を結んで過ごすことができるから。

間違って途中経過でショートにしてしまったら「毎日アイロンで全ての髪を伸ばす」ことになるので、、そっちのが面倒だと思います。

切ってしまったら「毎日アイロンする一択」に対して、そのまま伸ばしていく方は「毎日結ぶ(ヘアアレンジ)」と、たまには「ブロー、アイロン」を使い雰囲気を変える選択肢が増えます。

くせの部分と縮毛矯正の部分のギャップ

これは先ほど説明した部分と被ってきますね。

くせ毛部分と縮毛矯正部分とでは、まるで髪質が違うため「髪が馴染むことはありません」

しかし、くせを活かす髪型にするまでは「地毛(くせ毛)」と「縮毛矯正部分」と共存しなければいけないので「髪を結んで過ごす」がベターだと思います。

間違っても途中段階でショートヘアにしないことです。

理由は上記と同じです。

ここまでの説明で大変そうに思えるかもしれませんが、くせを活かすまでの期間だけです。

その後は「くせを活かすショートになる」ので全て圧倒的にラクになります。

これまでの発見

奇跡シリーズをやってみて気づいたこと、地毛を伸ばす期間での発見をまとめてみます。

結んで過ごす・結べるギリギリの長さがいい

なんだかんだいっても、忙しい毎日を過ごしている皆様は「やっぱり結んで過ごすことが多くなる」はずです。

もちろん「ヘアアレンジ」したり「ブロー」「アイロン」を使うこともあると思いますが、、結んで過ごす方が多いはずです。

であれば、「結べるギリギリの長さにした方がいいじゃん」って結論になりました。

なぜなら、ロングっておろす前提の髪型じゃないですか。。

でも、結局結ぶことが多くなるなら「ロングにする意味もない」と思うのです。

しかも、毎日のシャンプードライも大変だし。。

結べるギリギリの長さでも「アイロン・ブロー」でおろしスタイルも楽しめるし、無理にロングを維持する必要はない。

もちろん、絶対って話ではなく、あくまで、、ベターってことです。

「ショートにするまではロングでいたい」って人もいると思うので、それはそれで全然いいと思います。

どちらにせよ、たぶん結ぶことが増えると思います。

その時に「ヘアアクセ」をいくつか持っておけば、気分が上がると思います。

ヘアアクセサリー

あまり男性は使えないので、ヘアアクセは女性の特権だと思います。

お気に入りのヘアアクセがあれば気分も上がるし、結ぶだけの髪型がオシャレに昇華します。

ヘアアクセサリーを変えれば、結ぶだけでも色んなバリエーションで可愛くなれます。

ぜひ、結んで過ごしているのならアクセサリーを足してオシャレを楽しんでみてはいかがでしょうか^ ^

ホントはアレンジができた方がいい

難しいアレンジをする必要はなくて「結ぶだけ」の他にもう一つ「ヘアアレンジ」ができれば更にお洒落を楽しむことができます。

例えば、、「くるりんぱ」だけでもできれば相当違ってきます。

やり方がわからないって人は「ネットやYouTube」で「くるりんぱ」と検索してみましょう。

簡単にマスターできるはずです。

これだけでも4つのバリエーションができます。

更にヘアアクセサリーを変えれば無限にバリエーションを増やすことができます。

ぜひ、お試しください^ ^

まとめ

奇跡シリーズは「くせを活かす髪型にするまでの過程」をお伝えする記事です。

なにが一番大変かというと、地毛(くせ毛)を伸ばす期間でしたね。

間違っても縮毛矯正が残っている状態でバッサリ切らないこと。

もし、切ってしまったら、全てくせ毛になるまでの期間が絶望に変わりますw

では、どのくらい必要かについては、デザインにもよりますが「一年〜一年半くらい」でしたね。

そして、だいたいの人がこの期間「結んで過ごす」ことが多くなるはずです。

その場合「結べるギリギリの長さ」にしてあげることがベターだとお伝えしました。

更に「ヘアアクセサリー」「ヘアアレンジ(くるりんぱ)」で簡単に可愛くすることができます。

アクセサリーを増やせばバリエーションも無限に広がりオススメしました。

これで、くせ毛を活かすまでの期間も十分に楽しめると思います。

以上「A様のくせ毛を活かすまでの軌跡③」でした(^^)/

信頼できる美容師(人)との出会いで人生の景色が変わると信じている。

その為に「お客様を大事に思う」「意味のある髪型にする」ことを大事にしている。

これはとても大事だと強く思っている。

なぜなら、大事な人を知ろう、理解しようとすることは自然なことで、その人をステキにさせたいと思うことも自然で当たり前だから。

お客様以上にお客様のことを知ることは→「お客様自身が気づいていない魅力」を「みつける」・「提案する」ことに繋がる。

その魅力を引き出すことは→お客様にとって「意味のある髪型」になる。

コレは担当した美容師しか出来ないことなので、ここに僕がやる意味があり大事にしているところです。

僕が担当するからには、より良い景色を魅せていきたいと思っています。

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