強いくせ毛を活かすショートヘア
縮毛矯正をやめたいと思ってる人は意外と多い。
特に強いくせ毛で「縮毛矯正くせをやめてホントにくせを活かすことができるのか」不安になるだろう。
結論からいうと、強いくせ毛でもくせを活かすことはできる。
ただし、「選択できる範囲がかなり狭まる」ことだけは覚悟する必要がある。
理由は、単純で「くせの波の大きさ」が存在するから。
つまり、くせの「一段目のくせ、、二段目のくせ、、」といった様に波打っていき、この幅が「広め・狭め」で活かせる幅が変わるということ。
当然、「狭めのくせ」が「広めのくせ」になることはなく、「狭めのくせ(強いくせ)」になるほど、デザインの選択肢が少なくなる。
少なくなるのは、「扱いやすく」を大前提にしているからである。
もし、扱いにくくてもよければ関係ない。
僕のいう「扱いやすい」は、「乾かしてスタイリング剤をつけるだけでいい」ことを指す。
普段の「やること」「手順」が増える事を「扱いづらくなる」といっている。
例えば、、アイロンやコテ、ブローといった「手順が増える」ことだ。
「扱いやすいを優先する」か「多少扱いづらくてもいいから選択肢を増やす」かは、本人の意見を尊重している。
基本的にブログで紹介しているのは「扱いやすい」が大前提の髪型である。
それでは、強いくせ毛を活かしたショートヘアの一例をみていただこう。
髪質・状態の確認
Before
髪質・希望
- 縛らなくてもいいように出来るならショートにしたい
- アイロン・コテ・ブローしなくていいようにしたい
- 強いくせ毛
- 髪一本一本が捻れている(パサついてみえる)
- ほぼ馴染みにくいくせ毛
- くせでかなりボリュームが出てる
- 特にハチ回りのボリュームが気になる
- 前髪を作るとくせで扱いづらくなる
- 表面だけくせが弱い
ここまでが、カウンセリングでのポイントになる。
この時に気づかなかった重要なことがあった。
それは、「表面だけくせが弱い」のではなく、「ストレートの効果が表面だけだった」ってことだ。
ストレートはおよそ9ヶ月前にかけていて、まさか表面だけがストレートになっているとは。。
表面だけ「弱いくせ」の人は意外に多かったりするので、「まさにそれ」と思ってしまった。。
まさか、表面のみストレートがかかってるレアパターンは想定外であった。
僕自身がもし、縮毛矯正失敗したとして、、表面のみしか伸びなかったとしたら絶対お直しするので、まさかそのまま帰されてるという想定が頭の中になかったため見誤ってしまったのだ。
気づいたのはカットしていて「どうも馴染みにくさが異常だ」と感じたことだった。
もちろん、馴染みにくい髪なんてこれまで数えきれないほど経験してきたが、今回の馴染みにくさは「くせ毛のそれ」とは違っていて、明らかに人工的な感じがした。
それにより今回のカットは、かなり苦戦した。。が、なんとか仕上がった。
仕上がり・スタイリング
after
表面のストレート部分がまだ残っているので完成とはいかない。
それにより、多分伸びてきた時にデザインの変更が必要だろう。
なんとなく、今回のカットで伸びてきた時のショートイメージも想像できたので、じっくり扱いやすい髪型を完成させていきましょう(^^)
普段のスタイリング方法の確認。
スタイリング方法
- モイバームを爪半分くらいの量とる。(仕上げの時みてもらった量)
- 手に馴染ませて、後ろから前へ中間から毛先に振りながら手ぐしを通す
- 全体につけることができたら、トップ部分を上に上げて手ぐしを何回か通す
- 最後に前髪に馴染ませる(パサつきやすいあの場所ですw)
あとは、好みで耳掛け「するか」「しないか」で整えるだけ。
ちなみに、耳掛けの「範囲」「ポイント」を忘れてしまった場合はご覧ください☆
まとめ
強いくせ毛でも縮毛矯正をやめてくせを活かすショートヘアにすることが出来る。
ただし、くせ次第だが「選択できる髪型が限られる」可能性がある。
くせ毛さんにとって、「活かすこと」が最善でもなければ「縮毛矯正」が最善ということもない。
どちらかが正解ってことでは無いので、その時の「気分」「状況」で好きな方を選択してみたらいい。
圧倒的多数の方が「くせを活かしたことが無い」と思うので、自分がどっちがいいのか一度試してみてはいかがだろうか。
ただし、くせ毛自体「許せない」のであれば、迷わず縮毛矯正だ。
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