そろそろ「ハッシュダグの使い方おかしくない？」って声が聞こえてきそうなUIH尾崎です。
そうです。たぶん意味ないと思います。。 #それでも使うヤツ
それでは、、
「フェミニン×ナチュラル」と書いてありますが、今回は少しショートヘアについてお話していこうかと思います。
ちなみに、今回もBeforeを撮り忘れましたｗ
話を進めていきます(￣▽￣)
ショートって正面はもちろんですが、それと同等かそれ以上にバックスタイルが重要だと思っています。
何回かブログでもお伝えしてきましたが、他人がみているのは「正面」より「後ろ、もしくは斜め後ろ」から見ている（見られている）ことが多い。
これにはもちろん理由がある。
例えば、、
電車や街中で見ず知らずの人を見るとします。
正面からジッと見られていたら目が合いますよね？
知り合いなら声掛けできますが、知らない人にまずできません。。
そんな状況下で長い間その人を正面から見続けることができるのは、よっぽどの変態か、、心臓に毛が生えてる人だけです。
ほとんどの人が「あっ、可愛い髪型だな」と思っても正面チラ見くらいで、しっかり見れてサイド、もしくはバックスタイルだと思います。
もちろん、それは会社や学校などでも同じだと思います。
それと、もう一つ知っておいてほしいことがあります。
人は「首」「手首」「足首」という部分に目がいきやすいという、特性があります。
これはそういうもので、男女問わず無意識に「色気を感じる」ところでもあるのです。
これを僕は首の三種の神器といっていて、ここを「どう見せるのか」で印象がまるで変わってくることも知っています。
つまり、ショートヘアにおいて「首の魅せ方」というのはかなり重要な要素であり、美容師が最も力を入れなければならない所でもあるのです。
どのようにデザインするかは「担当美容師しかできないこと」で、僕が担当するからにはお客様をより魅力的にみせる工夫をします。
とはいえ、ここはデザインなので正解はなく、「どのようにみせたいのか」で作り方が変わってきます。
とりあえず、今回のafterを見てもらいましょう。
仕上がり
今回のデザインは「フェミニン×ナチュラル」なので「自然な女性らしいさ」を表現してみました。
なので、「くびれ」もしっかりあるんですが「まるくくびれている」のがわかるかと思います。
ここの話はかなりマニアックになるのですが、重要なポイントなのでざっくり要点だけお話します。
後ろの魅せ方〜まるいくびれ
ポイント
- ウエイトポイントの高さで印象が変わる
- くびれの正解？
一般的に「くびれ」を作ろうとすると前下がりでカットすることになります。
これをすることで、後ろをしっかりくびれさせることができます。
しかし、それではウエイトポイント（一番膨らむ頂点）が高い位置になってしまうので「マダム感」がどうしても出てしまいます。
もちろん、それが悪い訳ではなく、問題は「デザインの幅が急に狭まる」ってことです。
「首・頭の形をキレイにみせるのが目的」なのだから、必ずしもウエイトを上げる必要はないと思っています。
キレイに見せられるのであれば、「マダム一択」にする必要はなく、お客様の「雰囲気」「イメージ」に合わせた方が僕はいいと思います。
襟足のデザインに関しては、かなりこだわっている美容師さんも多いと思います。
ただ、なんとなく「キレイに切れている」とか「キレイに繋がっている」に力が行き過ぎのように感じ、職人としては正解なんだと思いますが、、まぁそんな感じですｗ #尾崎はそれが正解と思いません
「インスタ」や「ヘアカタ」をみると「さすが！！」と思うデザインも見かけます、、でも、ほんの一部の美容師さんのようにも感じます。
もちろん、全てみている訳じゃないですが、やっぱり職人が多いんだなぁと感じます。
結局なにが言いたいのかというと、、
「職人」の前に僕らは「美容師」である。
職人は→自己満の追求、、美容師は→お客様の魅せ方を追求する
だから「髪型に意味を持たせる」ことが一番大事だと思っています。
まとめ
今回は「フェミニン×ナチュラル」でミニショートをデザインしてみた。
そして、ショートヘアは「バックスタイル」の作りがとても重要な要素である。
なぜなら、「正面」より「サイド」もしくは「バック」をみられている回数が圧倒的に多いから。
さらに、首の三種の神器によって首は男女問わず「目がいきやすく」「色気を感じる」場所でもある。
つまり、ショートヘアは「頭の形」はもちろん、「首がキレイに見える」ようにデザインする必要がある。
考え方としてここが重要で、僕は「職人の前に美容師である」と思っている。
だから、「髪型に意味を持たせている」
以上「ショートヘアについて〜フェミニン×ナチュラル」でした(^^)/
信頼できる美容師(人)との出会いで人生の景色が変わると信じている。
その為に「お客様を大事に思う」「意味のある髪型にする」ことを大事にしている。
これはとても大事だと強く思っている。
なぜなら、大事な人を知ろう、理解しようとすることは自然なことで、その人をステキにさせたいと思うことも自然で当たり前だから。
お客様以上にお客様のことを知ることは→「お客様自身が気づいていない魅力」を「みつける」・「提案する」ことに繋がる。
その魅力を引き出すことは→お客様にとって「意味のある髪型」になる。
コレは担当した美容師しか出来ないことなので、ここに僕がやる意味があり大事にしているところです。
僕が担当するからには、より良い景色を魅せていきたいと思っています。
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