UIH Universal Innovation Hair

広がるくせ毛をショートヘアでコンパクトにしてみた

元ジャニーズの手越くんの会見でバッシングを受けていたけど、僕は、数日経った今でもやっぱり「微笑ましく頑張れ」と応援しているお花畑系なUIH尾崎です。

会見内容は別として、挑戦するおバカさんがやっぱり好きですw

それでは、、

今回の記事は、「ものすごく広がってしまうK様のくせ毛を活かして、コンパクトに抑えることができるのか」という内容です。

もちろん、「縮毛矯正なしでどこま出来るか」という挑戦になります。

K様はブログをみてご来店していただいたお客様です。

サムネの写真をご覧いただければわかると思いますが、K様の髪はものすごく広がるくせ毛です。

ちなみに、結んでいたので、この時は「いつもより収まっている」のだとか。。

なので、中学生の頃から最近まで、ずっと、縮毛矯正をしていたみたいで、、「縮毛矯正をやめたい」と思い2年ほど掛けないで伸ばしていたみたいです。

最近でこそ「くせ毛を活かす」が認知されてますが、2年前はそういった記事はとても少なかったみたいです。

ちなみに僕は、3年以上前からくせを活かす記事を中心に発信していました。

しかし、検索でみつけられなかったみたいですw

2年越しになりますが、みつけてくれたこと嬉しく思います^ ^

僕の記事をみた時「救世主と思った」というK様の一言がとても印象的で、それと同時にやる気が漲っていましたw #単純なオサキ

ちなみに、今回は「カット+カラー」でイメージを完成させました。
※髪型を作るのに「カラー」はとても大事

お悩み・カウンセリングまとめ

要点だけざっくりまとめてみます。

ヘアドネーションとは、先天性の病気、後天性の事故などで毛髪を失ってしまった子供たちの為にウィッグ(カツラ)を無償で提供する活動。
※但し31センチ以上長さが必要という条件がある。

K様は、上記の条件を満たしているのであればヘアドネーションしたいという優しい心の持ち主でした。←清らか。

とりあえず、ざっとまとめるとこんな感じでした。

もちろん、ショートにしてくせを活かすことは可能なので、ばっさり切ることにななりました。

そこで、K様の「好き」「嫌い」を一緒に共有し、「似合う」を診断して髪型(雰囲気)を決めていくことになりました。

診断結果、「嫌い」を避け、「好き」と「似合う」をマッチングさせることができそうです。

今回の仕上がりイメージは「ピュア×ナチュラルクール」になりました。

初めは、ピュアで組み立てていこうと思ったのですが、カットしてみて「ナチュラルクール」を加えることにしましたw

それと、予定より長めにさせてもらったんですが、それは「長めのショートから楽しんでもらおう」と思ったからです。
今後、もっと短くするにしても、短くするのはいつでも出来るので「色んな長さの似合うショートを楽しんでもらいたかった」という思いもありました( ̄▽ ̄)

Before・after

Before

ちなみに、先ほどもお伝えしましたが、髪を結んいたので今で収まっている方だということ。 #普段はもっと広がっている。

after

かなり、コンパクトに抑えることができました^ ^

カラーは、ピュアのイメージに合わせ「やさしいベージュ」を選択。
色をプラスすることで「やわらかくもやさしい」雰囲気を出すことができます。

今回のイメージにカラーは必須でした。

ちなみに、ヘアドネーション後は肩幅を超えるくらい広がっていました。

普通の美容師さんならこの広がりをみたら絶望するでしょうw #肩幅を超えるボリューム

オサキレベルになると一切心を乱しません。

ということで、ここからくせ毛を活かすカットを初めていきました。

もう一度仕上がりをみてみましょう。

コンパクトなショートになりK様に似合っています^ ^

とはいえ、カットは魔法ではないので限界はある。

そこで重要になってくるのがスタイリング剤です。

スタイリング

スタイリングと言ってもホントに重要なのは「馴染ませる」ことで、、つまり、「まんべんなく馴染ませること」ができれば9割方完成といえる。

一応、スタイリング剤のつけ方、考え方の記事を以前載せているので、わからなければチェックしてください。

一生使えるスタイリング方法←クリック

難しく感じるかもしれないが、ホントは簡単で、、要は、「今下段なじませてますよ」次は「上段なじませてますよ」が分かっていればいい。

だから、ブロックごとに分けなくても、「今このブロックを集中的になじませてる」って自分で理解できていれば分けとらなくてもいいです。

ちなみに今回K様に使ったスタイリング剤は「ニゼルジェリーM」です。

K様の髪質でまとめるだけのベース剤は、これが相性抜群にいい。

もし、動きを出したいのであれば、仕上げの時にお伝えした通り、「ワックスタイプのスタイリング剤」を追加で使うと良い。

  1. ニゼルで全体をなじませる
  2. 毛先に揉み込むようにワックスをつける。

もちろん、ムースタイプを使ってもらってもいいし、ニゼルだけでも構いません。

まとめ

今回の記事からもわかるように、K様のような「ものすごく広がるくせ毛」でもショートにして、コンパクトに収めることができる。

そして、カットだけでなく「スタイリング剤の力」を借りることで誰でも十分に再現可能だといえる。

そして、デザインでいえば髪型は、「雰囲気・イメージ・女性像」と言い換えることができる。

それには「色(カラー)」は切ってもきれない関係である。

だから、髪型を作る上で「カラーは必須」といえる。

カット+カラーをして初めて髪型が完成される。

P.S.

縮毛矯正なしでのショートヘアは初めてだと思います。

くせを活かすショートにスタイリング剤は必須で、「なじませるだけ」なんですが、なんでも初めては慣れるまで練習が必要だと思います。

そんな「なじませ」は、初歩であると同時に「最も大事こと」でもあるので是非マスターしてほしいと思っています。

冗談でなくホントに「一生モノの技術を習得した」と言っても過言ではなく、自分で馴染ませることが上手く出来るようになれば、これからの人生で考えても、「これ程コスパのいいモノはない」と胸を張って言えるので是非、頑張ってみてください。

「たかがなじませ、されどなじませ」です。

以上「広がるくせ毛をショートヘアでコンパクトにしてみた」でした(^^)/

UIHは、くせ毛だからと諦めている方に「もう一つの選択肢を増やす」という信念で行っています。

縮毛矯正一択では選択肢として乏しい。

その手段は、くせ毛カットです。

くせ毛のままで、「デザイン×再現性」で日本一を目指します。

そして、信頼できる美容師(人)との出会いで人生の景色が変わると信じています。

その為に「お客様を大事に思う」「意味のある髪型にする」ことを大事にしています。

なぜなら、大事な人を知ろう、理解しようとすることは自然なことで、その人をステキにさせたいと思うことも自然で当たり前だから。

お客様以上にお客様のことを知ることは→「お客様自身が気づいていない魅力」を「みつける」・「提案する」ことに繋がる。

その魅力を引き出すことは→お客様にとって「意味のある髪型」になる。

コレは担当した美容師しか出来ないことなので、ここに僕がやる意味があり大事にしているところです。

僕が担当するからには、より良い景色を魅せていきたいと思っています。

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