最近、自分が年齢をすぐ忘れてしまう病気なんじゃないかと思っているUIH尾崎です。 #興味がないことは頭の片隅どころか、完全に消去されるらしいw
お客様から「いくつなんですか?」「美容師になってどれくらいなんですか?」って聞かれる度、ホンキで忘れていて頭の中で逆算を始めていますw
それでは、、
今回の記事はショートチェンジでイメチェンをしたK様のお話です。
K様は、お客様のご紹介でご来店いただいたので初めましてのお客様でした。
元々はずっとロングだったみたいなんですが、ここ最近ショートにしたみたい。
ショートのラクさを覚えてしまったらしく、今回もショートヘアで髪型を決めていくことになりました。
今後もK様のお力になれるよう頑張ります☆
早速、Before・afterからみてもらいましょう。
Before・after
Before
この時の髪型は、ワンレンボブでなかなか毛先のダメージが気になる感じでした。
この感じもとても似合ってますよね^ ^
after
ご覧の通りガラッと雰囲気を変えてみましたが、K様の可愛い雰囲気にピッタリあってます^ ^
実は、K様がご来店時のパッとみの印象で2パターンほど髪型が頭に浮かでいたいました。
- 可愛い髪型
- お洒落な髪型
今回選んだ髪型は1の可愛いでした。
理由は、K様の「好き」「嫌い」を一緒に共有して、好きなイメージを優先させたからです。
もちろん、K様に似合うが大前提でである。
残念ながら、2のお洒落な髪型は「好き」と「嫌い」の共有で候補落ちしてしまった。。w
まぁ、ただ「好き」と「嫌い」は変わることもあるので、候補としてとっておこうと思っているw
ちなみに「好き・嫌い」を僕は→変動的要素といっている。
逆に、「似合う」などの本人が元々もっている要素を→普遍的要素といっている。
簡単にいうと「変わるもの」「変わらないもの」です。
K様は「可愛い」と「キレイ」の要素をバランスがとても良く、基本的にどの髪型(イメージ)もこなすことができるのですが、2の雰囲気をもっているのです。 #言語化が難しく尾崎レベルでは「雰囲気がある」としかいえない。
そして、候補落ちしたイメージはK様が嫌いなイメージであった。。w
それはさておき、そんなK様の髪の状態について触れていこう。
髪の状態
ストレートヘアに見えるのは、縮毛矯正をしているからです。
- 髪の太さ→細毛
- 髪の硬さ→やわらかい
- ダメージしやすい
- 色落ちしやすい
- ハチ上の根元が折れてしまっている
根元が折れてしまっている(根折れ)は縮毛矯正の典型的な失敗です。
今までK様は、決まった美容室がなく、色んなところに行っているみたいで以前の縮毛矯正でこうなってしまったみたいです。
お悩み
- 根折れ
- ダメージ
当然、お悩みは根折れでした。
これを直すには、同じパワーの薬剤をつけアイロンで伸ばすしかなく、髪の余力的にきわどい感じで、、もし、余力が持たなければハチ上の全ての髪が根元から切れてしまう恐れがあるのです。
現時点で根元から切れてしまっている髪のチラホラあるため、薬剤をのせる余力はほぼ無いと思います。
今後の話としてもここは重要なところです。
僕の判断では、修正縮毛矯正はかなり危険だと思います。
もし、「技術」「知識」がない美容師が不用意に薬剤をのせてしまうと取り返しがつかなくなります。
固定の美容室が決まっていないK様だから、より一層そこは注意が必要です。
UIHを気に入っていただけたら僕が全力でサポートしていくつもりです。
もちろん、どこに通うかはK様の自由なので口を挟むことはできませんが。。
どっちにしても、ハチ上の髪が自然に治ることはなく、K様は今後もその髪と共存しなければならないので、ここでも改めてお伝えさせていただきました。
デザイン
今回はミニショートに変化させていただきました。
この髪型は、ピュア×スウィートの掛け合わせで「穏やかで爽やか」なイメージです。
言語化すると「淡く純真な」イメージ。
前髪に動きを出し、ウエット系スタイリング剤でシースルーにすれば、スウィートよりになってきます。
カラーについて
今回のせたのは「ベージュ系カラー」でした。
髪質的に色が抜けやすいので、若干深く入っていますが、3〜4日すれば透明感がでてきてやわらかいベージュになってきます。
カラーも実は2つほど候補があり、その中からチョイスしました。
候補
- ベージュ
- ピンクベージュ
ただ、髪の状態的に土台を整えるのに適したのがベージュなのでそちらを優先しました。
あと、ピュアなイメージとベージュの相性は抜群にいいので今回の髪型との相性もバッチリ似合います。
次回くらいにピンクベージュにしてもいいかなぁっと思っています^ ^
どっちにしてもカラーはとても重要な要素です。
何に同調させるかでガラッと雰囲気が変わります。
「ダサく」も「ステキ」にもなり、印象を作る上でこれほど重要なものはありません。
そもそも、髪型に同調させるのであれば、その髪型の特徴を理解していないと的外れなカラーになってしまいます。
※たまにディスコードとして成立するときもあるから全否定はしないけどw
ディスコードとは、、「違和感」「不一致」のことで、いい意味で「不一致」させることでデザインを昇華させることができる。
つまり、お洒落には「同調による昇華」、「ディスコードによる昇華」の2種類ある。
これは、感覚派の美容師さんなら→「センスがある感覚派」なら問題なし。
理論派の美容師さんなら→「形が持つ色のイメージを理解している」なら問題なしです。
一番ダメなのが「センスがない感覚派」です。
このタイプの美容師さんは、何を基準にしてるのか自分でも理解できていない、、考えることが苦手だから理由がない上に適当(その場の勢い)。。w
こう言うとカドが立ちますねf^_^;
すみません。。 #誰かトゲがない伝え方教えてください(焦)
まとめ
今回はK様の「嫌いなイメージ」を避け、「好きなイメージ」で似合う髪型をチョイスさせていただいた。
もちろん、これが全てでは無いし、他にも好きなイメージで似合う髪型はたくさん存在する。
そして、好きに飽きてしまった時の変わり種として、「似合う」に全ツッパした髪型もありだと思う。
もちろん、全ツッパするってことは「好き」も「嫌い」も無視することになるので使いどころが難しいのがたまにきず。。w
そして、髪型とは→「イメージ」「雰囲気」と言い換えることができる。
だから、髪型(イメージ・雰囲気)は、「形(カット)」と「色(カラー)」がワンセットになって初めて完成される。
例えば、、
「同じ形の服でも「色」を変えたら急に似合わなく感じる」がそれにあたる。
それだけ、カラーは重要な要素だといえる。
つまり、カット&カラーで髪型が完成される。
以上「ミニショート☆ショートチェンジ」でした。
信頼できる美容師(人)との出会いで人生の景色が変わると信じている。
その為に「お客様を大事に思う」「意味のある髪型にする」ことを大事にしている。
これはとても大事だと強く思っている。
なぜなら、大事な人を知ろう、理解しようとすることは自然なことで、その人をステキにさせたいと思うことも自然で当たり前だから。
お客様以上にお客様のことを知ることは→「お客様自身が気づいていない魅力」を「みつける」・「提案する」ことに繋がる。
その魅力を引き出すことは→お客様にとって「意味のある髪型」になる。
コレは担当した美容師しか出来ないことなので、ここに僕がやる意味があり大事にしているところです。
僕が担当するからには、より良い景色を魅せていきたいと思っています。
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