食べ物に鮮度があるみたいに、情報にも鮮度があると思っているUIH尾崎です。
ぼやきシリーズ。
誰かを「批判」「否定」する人より、困っている仲間に寄り添い、手を差し伸べる人が好きです。
この記事は「お客様に」というより、「美容師仲間」に見てもらいたい記事です。
このシリーズでは偉そう書いてるなって思われるかもしれないですが、偉そうにしたいとか、、そんなつもりは一切ないです。
ただ伝えたいことをそのままの温度で伝えているので、そう感じる恐れがあることはご了承ください。
ちなみに、「知っている」と「やっている」では、似ているどころか同じ土俵にすら立っていないです。
それでは、、
コロナにより世の中は悲観的になっていますが、「必ずしもそうではないのでは?」というお話をしていこうと思います。
僕自身、こうなることは2〜3年くらい前に知っていました。
「コロナが」ではなく、「人が外に出なくなる世の中」のお話です。
予想外だったのが、「テクノロジーの発達でジワジワ」ではなく、「ウイルスが急速にそうさせた」というところ。
だた、遅かれ早かれこういった流れは来るものだから、それを受け止めておかなければならないだけのお話です。
「今は」という考え方ではなく、「これからは」という、「時代」として捉えておかなければならないのです。
なぜそういえるのか?
「物の移動のコストが極端に下がり、手軽になったから」
今の時代「欲しいもの」「見たいもの」はスマホで「ポチれば」なんでも手軽に手に入るようになった。
Amazonを使えば欲しいものは翌日に届くし「曲・映画」はオンラインで「見れるし聞ける」ようになった。
しかも、「早い」「手軽」「安い」のです。
送料も実際に買いに行く交通費と比べたら安い。
わざわざ、「人が外に出る必要が無くなった」といえる。
違う言い方をすれば「人の移動がコストになった」ということ。
これは「コロナが終息したら、今まで通りになる」とかではなく、間違いなく「時代として」捉えなければならない。
そして、もう一つ「こうなるであろう」と予測できることがある。
「現実の自分」より「オンライン上での自分」が可愛いければいいになる
つまり、実物の自分はどうでもよくて、「オンラインの自分が可愛い方が重要」ということ。
こう聞くと「びっくりする人」や、もしかしたら「信じない人」もいるかもしれない。
しかし、中国ではこの流れは既にきていて、若者の間では当たり前になりつつある。
実際に日本でも、スマホネイティブ(小中学校でスマホを使ってた子)は、この価値観になりつつある。
例えば、、「コロナ以前」と「今現在」で考えてみてほしい。
以前では『人と人が実際に会って「会話」や「仕事」、「コミュニケーション」をとっていた』はず。
今はどうですか?
会社によっては「テレワーク」で済んでしまう人もいる。
なにより、多くの人が自粛中の過ごし方が変わったはずだ。
「SNSの時間が増えた」「テレビをみる時間が増えた」「YouTube、ネットフリックス、プライムビデオをみる時間が増えた」「ライン・電話でコミニュケーションをとる時間が増えた」などなど。。
つまり、「リアル」より「オンライン環境」の世の中になったといえる。
もっと想像しやすく身近なものに例えると「プリクラ」や「写真」を思い返すとわかりやすい。
自分が写っている「プリクラや写真」は「可愛い・キレイ」に写ってた方が絶対いいはずです。
でも、これって「リアルの自分ですか?」
写真ってことは「リアル(今現在の自分)」ではないですよね。
もちろん、写真に写っている自分は紛れもなく自分なんですが、、「印刷」もしくは「映像」での自分ですよね。
人によっては、ものすごい修正を施している人もいます。
要するに、「リアル」では無いということ。
でも、それを「SNS」や「プロフィール」として使い「コミュニケーション」をとっているし、皆それを「その人」と認知している。
つまり、「リアル(現実)」と「それ以外の現実」の境界線が無くなってきたといえるのです。
これは、「シマウマ」を見て「白だと言う人」と「黒だと言う人」の議論と同じで、「どっちでもシマウマ」だし、「どっちでもいい」のです。
もはやそこに議論の余地は無いです.
「こうあるべきだ」といった感情どうこうではなく、ただ意思とは関係無しに時代は、この比重が「変わるよ」、、というか「変わったよ」ということが言いたいのです。
ここまでをまとめると
- 人が外出する機会が減る
- 人の移動がコストになった
- 物の移動は「手軽(いつでも)」「早い」「低コスト」になった
- 「リアル」より「それ以外の現実」の重要度が変わった(曖昧になった)
何が言いたいのかというと、「時代が変わったよ」ってことで、、「土俵自体が変わった」のだから、「やり方」も変えなければ時代遅れだということ。
特にトレンドに敏感な美容師が「時代」を読めないのは致命的だ。
例えるなら、『食料調達が「狩りの時代」から「買い物する時代」に変わっているのに、それに気づかず未だに「狩りに行ってくるよ」みたいなww
だから、「コロナ後どうしよう」「コロナが終息すれば以前のように戻る」として考えるのではなく、「これが日常」であり、「スタンダードの世の中」として捉えなければならない。
つまり、old normalではなく、ニューノーマルということ。
「afterコロナ」ではなく、「withコロナ」今の日常がスタンダードな時代というわけだ。
withコロナと言ったが、コロナに限らず今後も新型ウイルスは出てくるだろうし、その都度、行動制限も出てくるだろう。
我々人類は、進化として「この新しい日常」に適応していかなければならない。
では、これからどうしたらいいのか。
これからどうしていくべきか。
これについて、今現在「正解は無い」のです。
だからと言って悲観的になることはなく、、「無いから自分で正解を作れる」そんな恵まれた時代と捉えるべきです。
特に若い美容師は今まで、「先輩美容師が作ったルール・方法で勝負してた」のに対し、これからは自分で「正解をみつける」「作れる」のだから最高なのです。
そして、「なぜ若者が有利なのか」というと、上の世代の美容師に比べ、圧倒的に「インターネット・SNS・スマホ」がネイティブでその「本質」「使い方」を幼い頃から身につけているからです。
「武器を使いこなすことができる」のは、かなりのアドバンテージといえる。
そこで、押さえておくべきポイントは「行動制限が当たり前の世の中でどのようにしたらいいのか」です。
そんな中、「ほぼ1つの正解が見つかったのでは?」と思う1例があります。
一例
実際に僕がやって良かった一例は「前売り券」です。
もはや、この情報はそこら辺に転がっていて「知ってるよ」って人もたくさんいるかと思います。
そんなことはどうでもいい。
自粛によりお客様が美容室に来れない訳なので、当然「売上は立たない」ですよね。
でも、行動制限により、、ひと月丸々売り上げが立たない事が、頻繁に起こってしまえば、生きていけないので対策を立てる必要があります。
- 絶対に髪は切ります。
- 他の美容師ではなく「自分に切ってもらいたい」ってお客様がいる。
その場合、ご来店時じゃなくても、前売り券を発行し、先にいただいても問題無と思いませんか?
そこで、前売り券の販売方法を「リアル店舗」ではなく「オンライン上で」決済できるようにしました。
これにより、お陰様で目標枚数を超え、たくさんのお客様に「ご購入」「応援のメッセージ」をいただきました。
間違っても勘違いしてはいけないことは、「儲かるよ」ではなく、「お金を生み出すポイントが変わったよ」ってこと。
時代の変化で世の中が変わったのだから「やり方も当然変わって当然」ということ。
それは今の混乱(コロナ後)を見て、既存のフレームでは「限界がある」と、身にしみてわかったはずです。
これをやってみてホントの収穫は、「売上」でなく、いろんな大事な知恵を得たことです。
ここでは書けないですが、他にもちゃんとした「本質」「考え方」があります。
そして、これからやっていきたいこともたくさんみつけることができました。
これはあくまで、これからの時代を生き抜く正解の1つです。
これに限らず、それぞれの方法で正解を作っていけばいいと思います。
ただ、事実として知っておいてほしいことは、、
実際に、ご来店いただいていない時に、売上を立てることができたのは紛れもない事実だということ。
僕たちはこれから「行動制限が当たり前の世の中でどのようにしたらいいのか」を考えるべきです。
なぜなら、「テックの進化」はもちろん、今後もコロナに限らず、他の新型ウイルスでの自粛も絶対出てくるからです。
そうなった時、また「どうしよう」では、ヤバいので「今」考えるべきなのです。
実は、次の面白いアイデアもいくつか考えています。
また、お伝えしていきます。
最後にもう一度、、「知っている」と「やっている」では、似ているどころか同じ土俵にすら立っていないです。
信頼できる美容師(人)との出会いで人生の景色が変わると信じている。
その為に「お客様を大事に思う」「意味のある髪型にする」ことを大事にしている。
これはとても大事だと強く思っている。
なぜなら、大事な人を知ろう、理解しようとすることは自然なことで、その人をステキにさせたいと思うことも自然で当たり前だから。
お客様以上にお客様のことを知ることは→「お客様自身が気づいていない魅力」を「みつける」・「提案する」ことに繋がる。
その魅力を引き出すことは→お客様にとって「意味のある髪型」になる。
コレは担当した美容師しか出来ないことなので、ここに「指名をもらう」「担当する」大事な意味があります。
僕が担当するからには、より良い景色を魅せていきたいと思っています。
誰かを「批判」「否定」するより、困っている仲間に寄り添い、手を差し伸べる人のが好きです。
そして、僕自身これからの美容業界を若い世代の子たちと変えていきたいと思っています。
僕の思いに共感してくれる仲間と共に作り上げていきたい。
そんな仲間を探しております(^^)
追伸
この記事を見ているのは「スタッフの方」もいれば「オーナー・個人事業主」の方もいるはずです。
社員さんのほとんどは、売上が立たなくても給料がでるはずです。
しかし、困っているのは、「皆さんのボス」つまり、オーナーです。
オーナーは、自分の給料は二の次で、なんとかスタッフの給料を払い続けたいと必ず思っています。
そんな困っているボスに「手を差し伸べてほしい」と思います。
この記事を見せてあげるのもいいし、前売り券の提案をしてあげてもいい。
スタッフから「前売り券の提案」をされたボスは「凄く嬉しい」はずです。
もしかしたら知っているボスもいるかもしれませんが、「時代」についての解像度が低いかもしれません。
みんなでこの時代を乗り越えていきましょう(^^)
信頼できる美容師(人)との出会いで人生の景色が変わると信じている。
その為に「お客様を大事に思う」「意味のある髪型にする」ことを大事にしている。
これはとても大事だと強く思っている。
なぜなら、大事な人を知ろう、理解しようとすることは自然なことで、その人をステキにさせたいと思うことも自然で当たり前だから。
お客様以上にお客様のことを知ることは→「お客様自身が気づいていない魅力」を「みつける」・「提案する」ことに繋がる。
その魅力を引き出すことは→お客様にとって「意味のある髪型」になる。
コレは担当した美容師しか出来ないことなので、ここに僕がやる意味があり大事にしているところです。
僕が担当するからには、より良い景色を魅せていきたいと思っています。
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