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くせ毛と広がりやすい髪質をショートでデザインしてみた

似合わせには2つのポイントをおさえて提案しないといけない。

 

というのは、何回か説明してきたとおもいます。

 

僕が提唱しているのは「普遍的要素」と「変動的要素」の2つです。

 

普遍的要素とは、本来もっている素材のコト。

髪質」「骨格」「目」「顔型」などなどですね( ̄▽ ̄)

いじらない限り変わらない生まれ持った素材のコトです。

 

そして、変動的要素とは、「ファッション」「メイク」などです。

時代やマイブームなど、その時の気分で自由に変われるものを指します( ̄▽ ̄)

 

僕は、そこから髪型の提案をしています。

 

そこで問題なのが、くせ毛でもデザインを楽しむことが出来るのか?ということ。

 

実際の美容師事情を調べてみると、「くせ毛を得意とする美容師」と「くせを除外してデザインを得意とする美容師」にわかれていると思います。

 

前者は、確かにくせ毛を上手く扱っています。

 

でも、スタイル写真をみてみると微妙なデザイン…

これは、地方だからとか関係なく東京の美容師でも同じ…。

 

それが悪いってことを言いたいわけではありません(^^;)

その人が悪いんじゃなくて、まだまだ、くせ毛の対応は発展途上なのでみんなで進化させていかなければなりません。

 

なので人格否定をしたいわけでも、ポジショントークをしたいわけでもありません。

 

たぶん「くせ毛」を活かす、まとめるのみ注力を注いでいるのでデザインは二の次になってるんだと思います。

 

後者は説明しなくてもほとんどの美容師が当てはまります。

 

もちろん、僕も現在進行形で進化し続けていますw

 

くせ毛が得意と言っていますが、それだけが専門ってわけではないのですがくせ毛の顧客が多いです( ̄▽ ̄)

 

そこで、先日こんな髪質のカットをさせていただきました。

 

髪質は「細め」「くせ毛」「ほわぁっと広がる」タイプです。

 

表現がわかりにくいかもですが、要は、「細くて乾燥ぎみで静電気に反応しやすくて広がりやすい」そんな髪質です。

 

くせ毛+広がる髪質に多いのが、髪の方向性が複雑に入り組んでるってところです。

 

要は、渦までいかないけど、それに近いものがたくさんあるってことです。

 

この場合、安易に梳きばさみで量をとるのは危険。

 

方向性を見極めながら量をとってあげることが大事です。

 

僕はそれプラスくせ毛の強い髪だけ落としていくカットをサービスでやっています(^^)

 

僕のお客様であれば、、わかりますよね、、( ̄▽ ̄)

 

あの地味な作業ですww

 

そんな感じで仕上げたデザインがこちらです。

 

 

beforeを撮り忘れたのでafterのみでご勘弁をm(__)m

 

 

普段のファッションは「活動的なウォームカジュアル」でしたが、要望は大人の可愛さだったので、「クールカジュアル」のジャンルによせていきました。

 

普遍的要素もそちらのものを持っていたので、いいチョイスだと思っています。

 

僕のお客様はだいたいお任せが多いので、診断して大枠どちらに向かうのかが大事になってきます。

 

僕はこの2つの似合わせを使って、くせ毛でもその人だけの魅力を引き出すお手伝いをしています。

 

 

 

 

 

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U I H  尾崎 良太